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**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。

好きな人の趣味に合わせる? ブログネタ:好きな人の趣味に合わせる? 参加中







趣味ではなく、世界を全てママに合わせてみました。




「グッバイ、レーニン!」

Good Bye Lenin!


前半がポンポン進むのに比べて、後半の進み方が非常に遅く感じられるため、長尺かなと。

あと20分、どうやったら削れるのか解らないけどw、でも100分でまとめて欲しかったかなー。

いい映画だとは思うんだけどなー。

こういう映画に文句をつけるのは自分でもどうかと思うけど、でも正直、パンチには欠けるかなと。


脇の人物はみんな魅力的なのよ。

主人公の姉、姉の子(赤ちゃん。可愛い)、姉の2番目の旦那、主人公の恋人、近所の人達。

勿論主人公もいいし、彼が必死で守ろうとするママもいい。別の家庭を持ったパパもいい。

主人公の同僚もなかなかいい味だし、ママの働いてた学校の元校長もいい。

いいんだけどなー、みんないいんだけどー。何だろう、この燃えがらが残ったような気分はw


多分ね、良く解んないけどこの映画には「ここっ!」ってとこがないんだと思う。自信はないがw

どっかーんと来る瞬間がイマイチないんだよね。全体的にこう、牧歌的と言うか。

ママが心肺停止で倒れたり、息を吹き返したり、再度ぶっ倒れたりと、それなりにはあるけど、

そこは決してクライマックスじゃないのよね。だからドコが見どころなのかが言えないという。


もしこの映画に一番のクライマックスがあるとしたら、看護師の彼女とママの、一瞬の会話よね。

最後まで、主人公はその事を知らないのだけど、あれは美学を感じたなあ。

ただ、それが余りにも控えめ過ぎる表現なので、クライマックスに思えないのが非常に残念。


コメディなのかドラマなのか、どっちかにする必要はないにしても、雰囲気としては中途半端。

悪くはないけど、何かこう、イマイチ美味しかったのかどうか良く解らないコース料理みたい。

豪華ではないけど、アラカルトで頼んだ前菜の一品が死ぬ程美味い時ってあるじゃない?

あれを求めてんのよね、私は。「きたーっ!!!」ってヤツをさ。


ママを最後まで庇ったつもりが

実はそうじゃなかったなんてこと、

多分僕は一生知らずに終わるんだろうな。


*****


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おみくじひいた? ブログネタ:おみくじひいた? 参加中







お告げにもいろいろあるらしい。






「セックス・カウントダウン」

Sex and Death 101


重苦しいのが続いたんで、ここらで一発…と書くと誤解されそうで嫌だw

でもいいか。成人の日だし(バカ。

とにかく、余り内容の濃くないのがいいと思ってこちらを見てみた。

世紀の色男、奥さまキラーことサイモン・ベイカーの魅力バリバリ全開120%のコメディで、

しかもこのタイトルとくりゃあ、何が描かれてるか解るってもんよね(苦笑。

でもね、評判ほど悪い映画だと思わなかったよ私は。

確かにつじつま合わないトコとかあるけど、そんなのいいじゃんと流せるくらいには私も大人だw


お告げのマシンを司る3人が何気にいい。だから最後まで安心して見ていられるのよね。

それと、サイモンの秘書であり親友のレズビアン、トリクシーが素敵だし、可愛い。

勿論ウィノナも可愛い、というかキレイよー。やぱし私この女優さん好きだわ~。


これ、あんまし粗筋とか書いてあるサイトがないので簡単に書いとくね。


仕事も恋愛も何事も順調なある男の元に一通のメールが届く。

そこには今までセックスした女子の名前がずらずらと書いてあって、

婚約者ともうすぐ結婚する自分への、友人からの独身最後の悪戯だろうと思うとそうじゃない。

良く見れば女性の名前は101人。で、今の婚約者はまだ29番目。という事は…。

結婚話をおじゃんにし、男はリストを頼りに街へ繰り出すように。

そんなある日、リストの最後にある名前が、実はとんでもない人物の名前である事が発覚し…


と、こんな話。バカでしょ?w でも良く見ると結構深い台詞もあるのよね。

おサイモンさまの極上スマイルを楽しめる作品でもあるので、女性にはお薦めw

あ、エロいシーンは期待程は盛り込まれてないので女性の皆様はご安心をwww


この映画を見た何よりの収穫は、ラストにかかってた曲にあった。

リチャード・バトラーと言うんだと思うが、この「Good Days, Bad Days」って曲は、

デルトロ兄貴主演の「悲しみが乾くまで」の予告編に使われてた曲だと思うの!

いい曲だと思ってたので、とっても嬉しかった。


何でも先に知りたがっても、

マシンに解るのは結果だけ、

プロセスは自分で作るもの。


*****


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カレーは、具が大きいor小さい、どっちが好き? ブログネタ:カレーは、具が大きいor小さい、どっちが好き? 参加中







この人は多分、何でも大きい方が好きなんじゃないかな。




「日蔭のふたり」

Jude


前から見ようと思ってた、イギリスが誇る文豪トマス・ハーディ原作のこちら。

とはいってもハーディは好みじゃないw 学生の頃これより有名な「テス」を読んだけど、

どうにもこうにも賛同できないというか、いや、面白くない事はなかったのだけど、

じゃあ再読するかって言われると、いいえもう結構です、みたいなねw まあそんな感じで。

(ポランスキー監督の撮った「テス」は昔ビデオには録画したけどどっかいっちゃったw)

だからこちらを映像で見るのにも時間がかかったと。


ハーディよりサッカレーとかのが好きでね。だからVanity Fairが原作の「悪女」の方が好き。

確かに映画的には悪趣味だけどw、その悪趣味感も含めてサッカレーのどぎつい世界かなと。

ちなみに主演はリース・ウィザースプーンで、共演にジョナサン・リース・マイヤーズがいるよ。

個人的にはガブリエル・バーンおじさまが共演してるって方がツボなんだけどw


ハーディっつうのは、文学史の教科書を紐解けば、徹底したリアリズムって言われる訳よ。

当時のビクトリア朝の表面だけはおすまし野郎を気取った連中は度肝を抜かすであろう様な、

結婚してない人同士の恋愛&子供作っちゃいました的なスキャンダラスな話もばんばん書く。

だから本来なら面白くあっていい話だと思うんだけど、これが私にイマイチ面白くないのは、

とにかく暗いのよ。救いようのない程に。気が滅入る程に。

話が進めば進む程、どんどんドツボに嵌って最後が一番暗いというね(苦笑。

だから、常識にとらわれない二人を書いても、その二人を待ち受けるのは過酷な運命しかない。

そういう意味で言えば、新しいようで新しくはないよね。


多分その辺を(なんて言ったらおこがましさ120%だろうけど)、モームも感じてたのかなあ。

昨日の記事のモームの小説「お菓子とビール」で、主人公が子供の頃から交流したとされる

晩年になって大作家になったのは、年を取ったからにほかならないとバッサリ切られる作家、

そのモデルが実はハーディだとされているらしい。

うーん、確かにモームの味わいとハーディの味わいは180度違う。違い過ぎる。

後の時代の人の方が有利だという事は多分に承知はしているけど、でもモームのが好きだ。


前置きが長くなりましたが、映画の話をするとね、うん、まあ、上に書いた通りでねwww

つまり、救いようがなくて暗いという。

原作のタイトルの翻訳は「日蔭者ジュード」というのが一般的なんだけど、この主人公の男が

日蔭者、つまり表舞台に出られないままに人生を終える(多分。映画ではそこまで語られない)

というと何やら悲劇的に聞こえるかも知れないけど、確かに本人にとっては悲劇なのだが、

傍から見る分には完全に自己責任だろ、と突っ込みたくなってしまう話。

ここからいつになくネタばれてんこ盛りで行きますのでご了承下さいまし。


貧しい家に生まれるも、幼い頃出会った教師から、「学をつければ世に出られる」と言われ、

僕も大学に行くんだ!と志高く持ち、仕事の傍ら本を貪り読む青年に育ったジュードの前に

近所の、トサツを生業とする家の年頃の娘アラベラが現れる。

んで、ころっと誘惑されるんだなこれが。


まあねー、無理もないかなーとは思うの。年頃の男子が据え膳食わぬは何とかみたいだし。

でもここで、自分の希望とか志とかをまるっと忘れて彼女の胸に吸い寄せられる様は、

多分男性諸兄の中には「あいたたたたた」と痛い思いをされる方も多い筈w

この辺り見てるとつくづく、ハーディの小説ってのは男性向けになってるなーと思う次第。


映画ではかなーりリアルに表現されてた二人が初めて交わる場面。何がリアルかって、

場所よ場所。アラベラがそのでかい胸をジュードに見せつけるのは、彼女の家の豚小屋

この辺がねー、多分徹底したリアリズムって言われる所以かなーと。


さて、ころっと誘惑されたジュードはころっと結婚してしまう。が、上手く行く訳がない。

ここでジュードの育ての親代わりである叔母の一言が効く。

「あんたの親も憎しみ合って別れた。フォリー家の人間は、結婚には向いてないんだよ。」

ほほう、と思ったね。この時代の話にしては新しい台詞じゃないだろうか。

うーん、やぱし文豪と言われるからには理由があるね。ハーディを再認識した瞬間だった。


正式に離婚せぬままアラベラと別れたジュードは、昔教師に言われたように大学都市へ移る。

そこで職人として働きながら、大学入学を目指すぞ!と思ったのも束の間、ここで出会った

美人で聡明な従妹のスーにジュードは一目惚れ

この辺から「この男、ダメかも知んない」的な雰囲気がどんどん漂い出すw

ちなみにジュードの職人仲間の中にジェームズ・ネズビットがいる。名バイプレイヤーだね。


このスーを演じているのが、ケイト・ウィンスレットなのだが、初めて思った。この人実に巧い。

いや、初めてってのは失礼だけど、でも、ホントに唸る程巧いの。スーをよく捉えてる。


スーって女の子は、演じ方によってはこれ以上嫌な女もいまい、というようにも見える筈だ。

特にジュードとの関係を思うと、結局従兄という事でスーは彼を都合よく使っている部分もあり、

表面的にはちょっとジュードが可哀想に見えなくもないのだが、ケイトのスーはそう思わせない。

それはケイトが頭のいい、進んだ女性を演じるのが巧い、という事も勿論一因ではあるが、

一重にジュードに魅力が薄いから、である。

田舎から出て来た純朴な青年だからというんではない。だって彼は一度結婚までしてんだし。

そうではなくて、人間が、ミョーに薄っぺらい感じを受けるのだ。


なもんで、ものの見事にスーに玉砕したジュードは、その後再会したアラベラと簡単に寝ちゃうw

しかもそれは、スーの結婚式の直後である。

気持ちは解る。スーの相手は幼い頃教わった例の教師であり、彼に引きあわせたのも自分だ。

何やってんだ俺、とか思ったらそら、誰か抱きたくもなるわな。でも結局スーを忘れられずに、

彼女のいるところへ引っ越しまでする(!)のだけど再度アウト。

その間大学からも入学を断られ(この辺りは時代もあると思うが実に厳しい)八方塞がり。

と思えたが今度はスーの結婚生活が巧く行かず、これまた正式に離婚せぬまま夫の元を去る。

んで、ジュードとの生活が始まるんだな。


最初スーは、パーフェクトな関係を築きたいとか何とか言って、ジュードに身体を許さない。

これは気持ち解る。だってこないだまで一応夫のある身だったし、そんなすぐにはねえ。

大体スーはジュードが、ってよりジュードがスーを好きで仕方がなくてここまで来たんだし。

(とはいえそんなジュードを承服したって事はある意味スーもジュードを利用してる訳だから、

この辺は偉そうなことは言えないんじゃないのかなあとは感じたが)

しかしここまで書いて来て解るように、ジュードっつー男は、

下半身で考える男な訳である。

だから勿論身体を許さぬスーにジュードは不満だらけである。


その頃突然アラベラがジュードを訪ねてくる。それも夜中。で、話があるから宿屋に来いという。

のこのこ行こうとするジュードを、スーの本能が呼び止める。そして来ていた寝巻をサクッと脱ぎ、

でかい胸を露わにしながら「これでも行くの?」と迫る。

その時のジュードの寝巻を脱ぐ早さと言ったら。

流石、下半身で考える男は違う。


その晩はスーの作戦勝ちで、、ジュードは翌朝、アラベラからの手紙を受け取る。

アラベラの要件は、実は出来てた自分達の子供を引き取ってくれないかというものだった。

会ってみると確かに、顔はジュードに似ている。これは実の子だろう。名はジューイ。

ジューイを引き取った後数年の間に子供が更に2人出来、ジュードととスーは仕事に励むが、

正式な夫婦ではないという事で何処からもいい顔をされない。そんな時代だ。


ある日アラベラと再会した二人はビックリ。アラベラの2番目の夫が死んで遺産がガッポリ

めっちゃ裕福になっててまさかの下剋上。息子を引き取ろうとも言わずに去っていく。

アラベラという女がどんだけ酷い女かが解るエピソードだ。


もう一度夢を、学問を、と描き続けていたジュードが一念発起して再度一家で大学都市へ。

そこでも、昔の職人仲間以外はいい顔などしない。疲れ果て、神経がすり減った二人。

しかし、傷付いていたのは夫婦だけではなかった。

この後に起こる怒涛の悲劇は言葉に出来ない。


これがきっかけでスーは心を閉ざし、ジュードの元を去る。スーを諦めきれないジュード。

で、映画は終わると。ね、凄い話でしょ?

ここまで書いて思った。見て貰わないといけない映画だなと。どんだけ暗くてもw


あれは本当に愛だったのか

気の向くままに生きた

私にはもう解らない


*****


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「ごちそう」といえば? ブログネタ:「ごちそう」といえば? 参加中







これぞ人生の御馳走や。



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学生の頃から気になっていた本を、20年越しで漸く読んだ。

当時は確か、翻訳がメチャ古いか手に入らないかどっちかだった気がするのだが、

文学史のテキストにこのタイトルを見た途端「うおおお読みてえええええ!」と猛烈に思った。

で、原書で読もうとしないところが平々凡々の学生の証拠だよね(苦笑。


ビールには本当はaleという単語があてられており、そこもオシャレ心をくすぐられたのよね。

今となってはまあ要するにイギリスのビールのこっちゃとすぐに解ってしまうのだけれど、

あの頃はそんな、イギリスの匂いのする単語にさえときめいていたものなのよねえ。

嗚呼、あの頃のワタクシよもう一度(泣。


で、中身なんですけどね。

いやあ、作ですわこれ。

ていうか、最高。

唸るしかなかったもんね。

流石はモーム。





違う、これは毛布。






違う違う、これはオーム。






そうそう、これがモーム。


って、え??ヽ(;´Д`)ノ



気を取り直して。



登場人物が多い割にはきちっと書き分けが出来ており、キャラ立ての巧さも半端ない。

時間軸もあっちこっち飛ぶけれど、絶対混乱しない。寧ろ飛ぶのを楽しめるくらい。

語り手が自らの落とし所を知っていて、然るべき場所に落ち着くのに決して平凡ではない。

読者をいい具合に振り回すグラインド力も相当。こんだけ揃ってて、どこを貶せというの一体。


簡単に粗筋を言うとね。


50代と思しきある作家が、ちょっといけ好かない同業者からある頼まれごとをする。

それは、主人公が少年時代から知る、とある作家のエピソードを教えるというもの。

いけ好かない同業者は、そのとある作家に心酔しており、彼亡き後、彼の2番目の妻に

彼の伝記を書いて欲しいと頼まれるのだが、同業者が作家と知り合いになったのは

作家が晩年になってからであり、どうしても若かりし頃を知る主人公の話が聞きたいという。

それが引き金となって、主人公の頭の中には昔の話が次々に蘇ってくる。

そうする中で何よりも鮮やかに浮かび上がったのは、作家の最初の妻であった。


とまあそんな導入でね。ここまでもかなり面白いのだが、この後からが俄然面白くなる。

が、これ以上書くのは野暮ってもんなので、話題を変えます。


脚本家としても知られるモームだけあって、頭の中で容易く映像になるのだが、

もしこの小説が映画化されたらどないなキャストが良いかと、勝手に考えてみた。


まず主人公の医学生時代は、この二人のどっちかがいい。





エディ・レッドメインくんか、





ハリー・ロイド君。




とくりゃあ、主人公との絡みを思うと作家の若かりし頃の最初の妻はもうこの人しかいない。






出ました、ケイト・ウィンスレット。



でね、この彼女の晩年をこの人に演ってもらいたいの。






どうよ、いいでしょう? 

きゃとぅりひーぬ・どぅぬーぶさまよ。





鮮やかな切り口と語り口が最上の喜びをもたらす、そんな小説。

これ以上のディナーはあるまい。

ちなみにタイトルはシェイクスピアの「十二夜」から取ったものだそう。

心楽しませてくれるもの、という意味だそうだ。お菓子とビールね。まさに。



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今年こそは!と思ってることは?    ブログネタ:今年こそは!と思ってることは? 参加中







今年こそは、やはり合格したいっすよ。(ちょっと言ってみたw

だから数少なくても、DVDでもいいから、いい映画を見たい。

従って、数打ちゃ当たる、だけは避けたい。





って思ってる先からこれだよ↓





「倫敦から来た男」

The Man from London


誤解のないように言っておくと、これ決して悪い映画じゃないんですよ。寧ろ内容はある。

が!如何せん、見れば解るけど、耐え難い程の間。ま。ま。そう、ま、なのよ。

これを一度も倍速にせずに見たという人がいたら、もう本気で表彰状送りたい。

ぶっちゃけワタクシには「忍耐」以外の何物でもなかったわ。でなかっらた修行

通向けの監督という事だけど、だとしたらワタクシは全然通ではない。てかなくていいから。


拡大しましたように、ポスターの雰囲気は最高。アンニュイでサスペンスフルでしょ?


「メグレ警視」の原作者ジョルジュ・シムノンの小説が元というだけあって、中身は深い。

普通あのラストは来ないよね。もっと、どぶくれたズブズブの終わり方を想定するじゃん?

それがあの呆気なさ。だからこその余韻なのよね。ここだけは唸る程素晴らしかった。

主人公が去っていた後の、殺された男の妻のアップ。不条理極まりないといった、ね。


ただしさっきも書いたけど、こういう時のこの妻のアップが延々続く訳よ。もうずーっとなの。

動きのないまま同じショットを見せられるのって、数回なら効果的だろうけど毎回じゃねえ。

と私が思うのはやはりツウじゃないせいなのだろうか。うーん。


ティルダ様の流暢なフランス語が堪能できるので、そこは見どころだと言ってもいい。

あと、主人公とティルダ様の娘も印象的で良かった。

でもね、あと出てくる人物の喋り方の間の取り方がね、イッジョーに長いところが多くて、

全員黒板五郎かよ!と突っ込みたくなる事数回。

いつ「ほたぅ」って言い出すかと思ったよ(嘘。


とにかく、話は割といいので、是非チャレンジを。

9割がた倍速で見ても、何ら不自由はありませんので(こらー!


同じ動作を

長時間繰り返す事の

狂気/日常。


*****


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