12/02/13 Book: マウントドレイゴ卿/パーティの前に | **コティの在庫部屋**

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こういう本を読んだ後だと、この手の質問が如何に

下卑て陳腐でナンセンスなもんかを痛感する。



マウントドレイゴ卿/パーティの前に (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥700
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夏にね、途中まで読んだのね。おべんきうのために図書館通いしてた頃。

で、おべんきうに意識をシフトせなあかんなと反省し、途中まで読んで返却してしまっていた事を思い出し、借り直し。

で、気付いた。途中まで読んだってさあ、私最後の1篇以外全部読んでたんじゃんよwww


とにかくねえ、全部がもう、「センスのいいオシャレ」って感じなのよね。派手さがないのに高級って言うかね。

一見小さな世界を描いているようでいて、めっちゃ描かれてる世界観はでかい、と思う。普遍性なのかねえ。

いや、間違いなく普遍性だな。シェイクスピアや漱石も当然持ち合わせている類の。

時代や国を隔てても感じ入る事が出来るなんてのは、如何に人間がきちんと書かれているかの象徴だもんね。

それと、オシャレなだけでないスパイシー感、つまりは毒っ気のありかたもまさに一流だす。


流石は戯曲も手掛けていただけあって、もーむのこちら、読めば読む程映画にしたくなる。特に「雨」ね。

主人公のあの医者は間違いなくジュード様で決まりよw 医者の嫁は迷ったけどエイミー・アダムズを推薦。

嫁と船内で親しくなる宣教師の嫁には、ちょっと可哀想だけどエミリー・ワトソン辺りが巧そうな気がする。

で、問題の宣教師には、彼に出て貰うしかないよねの、丸子っち事ジョン・マルコビッチwww

そして、問題の核となるあの彼女には、イギリスを代表するチャレンジングな美人女優、キーラ・ナイトレイたんを。

話を知ってる方は是非、これらのキャストを頭に置いて読み返してみて欲しいと思いますw


他にも、「ジェイン」に出てくる義姉をジュリア・ロバーツに演らせたら面白かろうなとか(語りはマカヴォイ君で)

「パーティの前に」の父親の弁護士にはクロムウェル親父がいいんではないかとか、様々に思いを巡らす中、

何故か、「幸せな二人」の裁判官が寺田農に変換されるのは一体如何なる理由によるものなのか。


とまあ、深いけれども敷居の高い本ではないので(木村政則氏の翻訳も絶品)、お薦めです。

そのうちこちらも読みたいなと↓



月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥800
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