ブログネタ:ふられたことある?
参加中
ありません。
(パットさん(匿名希望)30代 既婚(本人談))
「世界にひとつのプレイブック」
Silver Linings Playbook
原題が解りにくいので、パンフの言葉を借りる。
「プレイブックとはアメフトの作戦ノート。シルバー・ライニングは「銀の裏地」という意味で、雲の反対側、太陽が当たっていて輝いている面を意味する。「どんな暗雲にも必ず銀の裏地がある」という慣用句がある」(町山智弘)
との事。更に別のページにあるが、Look for The Silver Liningという有名な曲がある。元は映画「虹の女王」に使われた
スタンダードだという事だが、恐らく一番有名なのはジャズトランペッター&シンガーのチェット・ベイカーのバージョン。
余談だがこちらはあの「LAコンフィデンシャル」でも使われているナンバーで、サントラにも収録されている。
ワタクシからもこちら、お薦めです。
想像以上にストレスフルな前半だったw いやあ参った。ブラッドリー・クーパーが巧いって事なんだろうけど、
あの彼の執着心としか思えないキッツキツの愛情表現がね、正直引き気味にさせる訳ですよw
何を言っても何を聞いてもニッキニッキニッキ。ハッカじゃダメかよと寒いギャグでも飛ばさないと聞いてられない程。
私って、執着してもMAX1ヶ月くらいしかもたない人間なもんで(爆)、彼の寂しさを自分の事として聞けなかったなあ。
大好きな「(500)日のサマー」だってかなり執着してるんだけど、トムはパット程アンバランスじゃないからね。
結局、心を病むという事はこれくらいエクストリームな方向に行っちゃうんだって事なんだろう。
マイ・シェリー・アムールを聞いてぶち切れるパットはしかしながら、ヘッドフォンからザ・スミスが流れた瞬間に
I hate the song!!!と叫んでバスから降ろされるトムと、本当は大した違いはないのかもしれない。
つまりは、誰もが紙一重のところにいるってのも、確かな事なのだ。
そうは言ってもやはり、パットよりローレンちゃん演じるティファニーの気持ちの方には、無理なく寄り添えた気がする。
まあ、♀だからってのも勿論あるんだろうけどさ。でもそれにしても、浮気した妻を忘れられずに「僕らはまだ巧くやれる」
と言い切る男より、失った夫への愛が消えないからこそ、会社の同僚11人(同性含)全員とヤッちゃったっていう女の方が、
どっちかってーと健全な気がするw これだけ書くと「おいおい」と言われそうだけど、後半伝えられる、ティファニーの夫が
何故亡くなったのかが解ると、どうして彼女が誰かの肌を欲しがったのかが痛い程理解出来て、グッとくるものがあった。
こう考えてくると、男性の切なさを描くという点ではやはり、プレイブックもサマーには一歩譲るといったところだろうか。
ところでこのローレンちゃんなんだけどね。彼女がオスカー主演女優賞に輝く実力の持ち主だって事は解ってる。
が!ココはあえて言いたい。彼女にやるんなら間違いなく「ウィンターズ・ボーン」の方だったよ!
この映画なんてもんじゃないよ、あれは凄かったよ。この映画は彼女の実力だったらこれくらい出来て当然だよ。
でもウィンターズ・ボーンは違うのよ。厚さも熱さぜんぜんちっがーうのよ!
あの時の若さであのワイルドでセンシティブでタフネスな女子を演じられたって事の方をもっと讃えて欲しい。
スイマセン、私が暑苦しいですね(苦笑。
脇で光ってるのはやぱしクリス・タッカーだよね。いい味出してる。ダンスを教えるシーンも良かったしね。
ラスト、パットのママに料理を教わるトコとかホント、見ててホッとする。
それと!コティさん的にはまさか出てると思わなかったよのジュリア・スタイルズ!
ローレンちゃんの姉の役なんだけど、これがあなた、結構似てるのよこの二人。
ジェニファーローレンちゃん。
こっちがジュリア。
ね?どことなくふっくらしてるお顔立ちとか、姉妹としても違和感ないのよね。
ジュリアは今回新境地か、旦那を完璧に尻に敷いたちょっと嫌味な嫁&姉w でも心底意地悪とかではないのよね。
ジュリア演じるヴェロニカは彼女なりに妹の事を気遣っている。だからパットが来る食事会にわざわざ妹を呼んだのだ。
ただ方向性が余りにトンチンカン&独りよがりなため、妹の苦しみを理解できていないという。今回も巧かったよ。
ノミ屋のオヤジと化したでにろの、試合に賭ける執念はまさに「ザ・ファン」のでにろを彷彿とさせ懐かしいw
でにろと共に助演賞にもノミニーのママ役、ジャッキー・ウィーヴァーも凄く良かった。
ヘミングウェイの「武器よさらば」が上手に使われるところもいい。ヘミングウェイとしちゃ大迷惑だろうがw
でもねえ、何がいいかってこれも、音楽なのよ音楽!!!パンフは必読よ。
ノリノリのサウンドに混じってデイブ・ブルーベック・カルテットが流れるのもいいねー。
期待が大きかっただけに若干肩透かしと言ったところがないでもないが、決して見て損はないと思うな。
人生は、
いい時も、悪い時も、
いつだって、“ワンダー”なのさ。
*****
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