ブログネタ:女って怖いと思う?
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怖いくらいじゃなきゃ女はつとまんないから。
「WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々」
Win Win
邦題がダメだ。残念としか言いようがない。ホント勘弁して。こんないい映画にこんな邦題付けないでよー。
これが全国公開されなかったのは邦題のせいじゃないかと言いたくなる程w、内容は最高。久々の当たり。
この手の「しょっぱいけれどしょっぱいだけで終わらないドラマ」が好きな人なら絶対見るべしw
「扉を叩く人」の方がもっと塩気が強かったけれど、これはほら、お汁粉を作る時に隠し味に塩を入れるのと同じで、
甘み=おかしみがあるからこそ、塩気が効いてくるっていうね、そんな感じの作品。
win winどころかlost lostな人生をよくぞここまで辛辣すぎない視点で描けたなと。流石だトム・マッカーシー。
大体じあまてぃオヤジがいいばっかしの人の役なんかやる訳がないのよwww
このオヤジがやる以上、もっと人間の底の部分ががっつり見えるような、そんな魅力のある役に決まっとる。
悪役も含めてこのオヤジの役の選び方には本当に天晴だよなあ。
それと今回白眉なのが、じあまてぃオヤジの奥さま役のエイミー・ライアン。彼女も役の選び方が素晴らしい。
特に今回の妻が本当に心から素晴らしいのよ。女は強いだけじゃなく優しいだけじゃなく怖いだけじゃなく逞しいもの。
そんな、女の理想をばっちし体現していた。昔タトゥー入れちゃった程ぼんじょびファンっていう設定もナイス!w
主人公と絡む新人少年アレックス・シェイファー君も可愛いし。あの無表情なところがまたいい。
それと、親友というか悪友w役のボビー・カナヴェイル、テレビで馴らしているだけあって巧い役者だった。
人間さあ、魔が差すって事があるんだよ、誰にも。
ふとした心の緩みから、間違った事をしでかすって事が、誰の中にも可能性としてある。
んで、実際するかしないかはその時の精神状態による訳で、大方の人はそこで理性が働いて手を出さないんだけど
その瀬戸際にいる事が、誰の経験にもあるんじゃないかと思う。勿論、大なり小なりの違いはあるけどさ。
学生さんだったらカンニングとか、大人なら、間違って渡されたお釣りをちょろまかすとかねw
その程度なら笑って済まされるけれど、時にそれが許されないケースがあるのよね。
とまあ、こんな事書いてる時点で恐らく私もキレイごとを言ってるに過ぎないのは100も承知だけど、でも、
その奥に潜む魔には、私だって気付いている。
ただ、この作品の中にあるもうひとつのテーマ、「もう一度チャレンジさせて欲しい」ってのはありだと思うのね。
最近読んでる本の中にもあったんだけど、アメリカという国は、セカンドチャンスで這い上がってくる人を実に寛大に
というより、逆にだからこそのヒーローとして迎え入れてくれる傾向にある。これは我々には余りないような気がする。
でも、そうでなきゃいけないんだろうとも思う時がある。失敗を埋め合わせる事はきっと出来る。
本人にその気があり、周りがそれを許してくれるのならね。で、きっと人間は、そうあるべきなんだろう。
とはいってもあの母親、どう考えてもダメだろう、あれはwww
そこはかとない笑いと温かさとが、しょっぱさに混じってじわじわと沁みてくる。役者もいいが、いい脚本だと思う。
流石はインディペンデント・スピリット賞、脚本賞ノミニー。(ちなみにウィナーはファミリー・ツリー。うーん甲乙つけ難し)
彼のしでかした失敗を、僕はまだ許せないけど、
僕の告白した失敗を、彼女は大きく包んでくれた。
だから、いつか、きっと。
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