ブログネタ:付き合った最長期間は?
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30までに3回結婚してるんだから、そんな瑣末なこと聞きなさんな。
「マリリン 7日間の恋」
My Week with Marilyn
この夏はどうも精神的にハードボイルドだったらしくw、この手の恋愛ものを借りても結局最後に回ってしまった。
まあ、疲れた身体を休めるのにはいい作品だよね。
元々ミシェルさんがあまし好みでない、というのもあってw、もう脇ばっかし見てた。てか脇が良過ぎないか?これ。
まずケネスのおっちゃんが天晴過ぎて凄い。何をやらせても巧いけど、おっちゃんはやっぱし悪人だよw
シェイクスピアものでも、おっちゃんがワルをやると天下一品だもんなあ(いつも言うけど「オセロー」のイアーゴ)。
だから今回のローレンス・オリヴィエ役がもうバッチしハマっててヤバいくらいカッコ良かった。
役者として、ハリウッドでは認められなかった事をオリヴィエはコンプレックスに思ってる。
そして自分とは違い、ハリウッドだけでなく世界中を席巻しているマリリンにある意味嫉妬もしている。
だから彼女の人気を利用して、自分も今一度伸し上がってやろうと、オリヴィエは心の底で目論んでもいる。
更に人気だけでなく、マリリンという零れんばかりの輝きが、自分にも降りかからないかと憧れてもいる。
売れたい、認められたい、成功したい、若返りたい。オリヴィエは全身でそう訴えている。それが仇になるとも知らずに。
そんなオリヴィエを諭す、というか叱る、というか、なデンチ御大の迫力たるや!イギリス映画ファンにとっちゃ感涙もの。
しかも良く見れば脇を固める・おっちゃん俳優陣が、みーんなどっかで見た事ある顔ばかり!!!堪らん。
しっかーもマリリンサイドに今をときめく若手ホープのドミニク・クーパーと来た日にゃあ、興奮もするってもんよ。
ケネスのおっちゃん=オリヴィエの最後の台詞がプロスペローの一節だったり、マリリンのベッドサイドに載った本が
ジョイスの「ユリシーズ」だったりと、イギリスマニアには垂涎ものの台詞や小道具もいい。もっと探したくなる。
で、肝心のマリリンと青年なんですけどwww
要するに、抱き枕とか、タオルケットみたいなもんだったんじゃなかろうかと。あの青年は。
ないと眠れないけど、いつも必要じゃない。眠る時だけ欲しいというね、そういうもん。
彼と会ってる時だけは、彼女は無邪気でいられた、って見方もあるにはあるけど、でも結局マリリンはマリリン。
こう言うと元も子もないけど、まあ、都合のいい男だったんだろうなと。
マリリンが酷い女みたいに聞こえるかもしれないけど、でも実際そうでしょ?逆に言えばそれが彼女の偉大さなのよ。
でもね、仕方ないのよ。みんなの忠告を聞き入れずに、ずぶずぶと深みに嵌ったのは自分の方なんだし。
だから最後にエマちゃん演じる衣裳係のルーシーが、青年にお灸をすえる訳よ。いい薬になったでしょ?って。
人の痛みを知って初めて本気で人を好きになれるのよ。彼女はそう言いたかったかもしれないね。
マリリンの苦悩や苦しみは私にも解る。少なくとも頭では解ってる。が、正直寄り添えない。
オリヴィエおとっつぁんの台詞にもあるけど、あれは全部計算だろう?って言う人がいてもまあ、しょうがないかと。
勿論そうじゃない=天然、彼女の全てが天然だからこその才能と魅力だってのは解るけどね。
でも解るからこそ、解るからこそ、寄り添えないんだよなあ。うーん。好みの問題かなあ。
マリリンだったらオリヴィエの妻のヴィヴィアンの方がなんぼも共感できた。しかも演じてるのがジュリア・オーモンドだし。
彼女、デルトロ主演の「チェ28歳」に出てんのよねー。という訳でこれ、思いがけずデルトロ映画だったというね。
何もかもなくせとあなたは言う。
そうしないと幸せになれないと言う。
一生幸せになれなくても、私はこの中でしか生きて行けないのに。
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