ブログネタ:「振る」「振られる」、別れるときつらいのは?
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あんな振られ方だけは嫌だ。
「メランコリア」
Melancholia
あんなってどんなかというと、嫌な事ばかりの結婚式当日に嫁が他の♂とファックしてるのを見ちゃったような。
しかも野外で。そんな振られ方だけは絶対に嫌だと思わない? たとえ相手がメランコリアだったとしても。
世の中には、許される事と許されない事があると思うんだなー。
同じ解んねえトリアー監督の作品なら、「アンチクライスト」のがまだ好きだったかなー。
あれはほら、色んな表象というかシンボルというか、そういう部分での解釈の余白があって、そこで楽しめたのよ。
そういう意味では「ドッグヴィル」なんかも、解釈の余地っていうか、見せない部分が多かったからこその良さがあり。
ところがこれはさー、もう監督自身がこの病に苦しんでいたらしく(という情報は後から知ったのだけど)
「この病気はねー、こういうもんなのよ。だから仕方ないのよ」という提示をしっかりしちゃってるように見えちゃって、
だから見るものに余裕が与えられてなくてね、こう、これが解んないならもういいよ的なw、突き放した感があった。
まず冒頭、ポスターのような場面が映るんだけど、つまりはオフィーリアな訳で、主人公の結末が暗示される。
ところがワクワクしたのはこの辺までで(って始まって5分だろ!w)、後はもう膿み切った人間心理の応酬。
病んでるって言えば主人公よりもこの結婚式が一番病んでてねw あれじゃ開くなよと誰でも突っ込みたくなる。
第2部で、大好きなシャルロット・ゲンズブール様が中心になると少しはノレて来るんだけど、もう第1部はさあ、
重々しいウェディングドレスをたくし上げながら歩くキル嬢のでかい胸ばかりに目が行く始末www
うん、ごめん、白状するけど私、キル嬢って苦手なんだ昔からヽ(;´Д`)ノ
どうもあの目つきの悪い三白眼を見ると、好感がいっこも持てなくて…。巧い子だとは思うけど、イマイチなー。
そんなでかい胸のキル嬢の本領発揮は第2部の、惑星メランコリアの光を浴びながら素っ裸で表に横たわるトコ。
そう、「アンチクライスト」のシャルロット様と全く同じ。とはいえキル嬢はあそこまではしてないですけどwww
キル嬢、カンヌで最優秀女優賞貰ったんだけど、うーん、これでいいのかって感じがしないでもなかった。
ごめん、ホント辛口ですまないです(´・ω・`)
ま、要はさ、偉大なアーティストが言った様に、
ゲージツは爆発だ
って事でw
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