ブログネタ:1番大切なもの
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…が、解らなくなるんだろうなあ。芸術家であればある程に。
「バンバン・クラブ 真実の戦場」
The Bang Bang Club
描かれているタッチはそれ程でもないのだが、大層重い内容で、一気に見るのがしんどくて、2度に分けた。
が、アフリカの内戦を描いた作品としては、見る価値のある1本だと思う。
ゴヤを思い出したんだよね。彼って確か、史実を絵に描き残したでしょう?ああいう感じじゃないかと。
媒体が、時代が変わったんでカメラになっただけで、戦場カメラマンである彼らがしようとしていた事は、
恐らく、ゴヤなんかが意図していた事と同じなんじゃないかなと。
だけど、誰もゴヤを責めないけど、彼らは責められる。有名になった、素晴らしい写真だからこそ、責めに合う。
責める気持ちも人として解らないではないのだが、彼らとしてみれば、テイラー・キッチュ演じるケヴィンの台詞通り、
写真を撮る事で、どうにかしたいと思っていたのであって。彼らにとってみれば、写真こそが武器なのだ。
時代と、社会と戦う、武器なのだ。あらゆる作家にとってのペンと同じように。
その辺の悲劇の犠牲になったのが、このケヴィンなのだろう。あの有名な「ハゲタカと少女」を撮ったあの人物。
しかしテイラー・キッチュがあそこまでいい役者だとは夢にも思わなかったwww
失礼だとは思うが、いやぁどうにも、あの本国で酷評された某カーターの評判が悪過ぎてさwww
いいよこの人、使えるよ、上手いよ、表情なんかも。こういうマジな映画でエキセントリックな役のがあってるかも。
それと、ワタクシのご贔屓ライアン・フィリップは相変わらずいいんだけど、今回は特にいいのよ。
彼、どうしてもあの眉間に縦皺みたいな役がこれまでも多くてさw、笑った顔って珍しいんだけど、これは笑顔がいい。
仲間とつるんでる時のあの笑った顔がとても無邪気で素敵である。頑張れよ、ライアン。いい役者なんだから。
しかしどうしてワタクシの好きな役者でイマイチ評価が高くない俳優は皆、眉間に縦皺なんだろう。
ex.) ライアン・フィリップ、イーさん・ホークwwwww ケン役の俳優さんも実にイケメン。ちょっとだうにーじゅにあ似。
ケヴィンの末期を思うと、悲しさというより切なさが残る。あれだけの才能を持ちながら、繊細さゆえに潰されたのだ。
また、同じくピューリッツァー賞を取ったライアン演じるグレッグも、戦場カメラマンを辞めたという。
天性の才能があるからこそ、彼らは悩み、苦しみ、そこを去って行く。
そう考えると、どんな業界でも、超一流と呼ばれる人が最後までそこに残る事はないのかも知れない。
一流は、一流であるがために、そこには留まれない。それが芸術に従事する仕事であればある程。この矛盾たるや。
蝕まれたのは君だけじゃない。
僕も、彼も、あいつも、みんな同じさ。
あの灼熱の太陽のもと。
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