04/30/12 DVD: rompecabezas | **コティの在庫部屋**

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奥さんの勝負服=選手権大会のための服は、淡いピンクの可愛らしいブラウスだった。




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「幸せパズル」

Rompecabezas


アルゼンチン発、女の女による女のための女の映画。いやあ、今年はこの手が良く当たるなあ、ホント。

予告見た時から予感はしてたんだけど、これ程いいとはね。ああもうGW前半はこれのお陰で感無量。

原題はスペイン語でpuzzleの意。つまり、あの「パズル」であり、「難問」でもある訳で。巧いねえ。


冒頭、独楽鼠のように台所とリビングとを動き回る妻=主人公。その結末のパーティのクライマックスを見て唖然。

というか、涙ちょちょ切れるとはまさにこの事!ああ、ニッポンの妻だけじゃない、女はどこでもこうなのよ(TωT)

がしかし、この、決して声を荒げる事のない中で妻がふつふつと燃やす怒りの矛先が、才能へと開花するんだなあ。

いや、誤解のないように言うが、妻は怒ってばかりじゃない。妻は家族を本当に愛してる。夫も、息子も勿論。

たまに来る小姑も、4時間も寝かせて作るパンも、ベジタリアンの次男の彼女も、それ程気に入らない訳じゃない。

ただ彼女は息継ぎしたかっただけなのかもしれない。しかし彼女は息継ぎ以上の才能を見出してしまう。パズルに。


パートナーとなるロベルトは、妻=マリアにとってまさに王子。文字通りの独身貴族。貴族だよねえあんなお屋敷。

しかもその王子はただの王子じゃない。彼女と同じものを見たいと思う、同じものを追いかけたいと思う王子。

しかしパズルに選手権があるとは知らなかったなあ。しかもペアで臨むなんて。なんか素敵だよなあ。

そのロベルトが余りにも輝いて見えれば見える程、マリアは夫を思い、息子を思い、今まで以上に愛情を注ごうとする。

なのにそいつらときたら、妻のそんな思惑には全く無頓着で、自分勝手に=いつも通りに行動しようとする。

そりゃあ、幾ら温厚な妻でもキレるわな。

まあこの辺は筋書き通りとはいえ、その下りが余りにも共感出来過ぎてしまうため、見る側は妻を応援したくなる。

奥さん奥さん!我慢しちゃダメ!奥さん!ガツッと言ってやんなきゃ!そうそう!奥さん!ってな感じw

なもんで、ラスト間際、マリアの思いが爆発するシーンでは手に汗握りながら、

奥さん!イケイケ!奥さん!行っちゃえ!そうだ!行けーっ!!!と、彼女の行動を煽りたてたくなるwww

あれ程不義を心から嬉しく思えた事はないwwwww

だからこそのあの最後がいいんだよねえ。沁みるんだよねえ。彼女の心が手に取るように解るんだよ、うんうん。

落とし前をつけた後のあの帰りながらの表情や、一人パズルを組み立ててる時の眼差し。

あの奥にきっと彼女は彼を見つめている。パズルをすれば必ず彼を思い出すと知っているのにやめられない。

パズルが好きだから、彼が好きだったから。彼を好きだった自分も好きだったから。今の自分に後悔がないから。


女ってのはね、一瞬でも、自分が最高に輝いた時期があれば、それだけで生きて行けるもんなのよ。

それが1年でも、半年でも、たとえ数時間の出来事であっても。


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