「スリーデイズ」
The Next Three Days
言わずと知れたフランスの「ラスト3デイズ すべては彼女のために 」のハリウッドリメイク。
ハリウッドリメイクと聞いただけで、映画好きの人ならきっと不安感を抱かずにはいられないと思うがw、
その不安、まさにドンピシャリって感じだと思ったのは私だけではない筈だヽ(;´Д`)ノ
監督、ポール・ハギスだっていうからもしかしたら奇跡が起こるんじゃないか、なんて考えたけど甘かった。
あのさあ。わざわざこれをリメイクする必要が本当にある訳?
作り直すからにはさ、オリジナルに負けないところがせめて一か所くらいはなくっちゃいけないでしょ?
正直言わせて貰って、何をとってもオリジナルに勝るものはなかった。
まず役者。オリジナルはヴァンさんとダイアン・クルーガーの夫婦が素晴らしいのよ。
ヴァンさんが妻がいなくなって、その妻との情事を思うシーンなんかもう、鳥肌が立つ程セクシーで艶っぽい。
その妻がまたあり得ない程美しいんだ!何たってダイアン・クルーガーだからね。当然っちゃ当然だけど、
でもそれでいて、夫を思い、息子を思う気持ちが冒頭のシーンでがっつり伝わるんだよね。
解るかなあ、この辺の「潤ってる感」が、フランス版の最も良かったところだと思うの。
それがね、アメリカ版だと全然なの。もうね、乾き切ってるの。全てが。
まずエリザベス・バンクスが冒頭から乾いてる。女から見ても艶っぽさがない。いろんな意味で艶消しなのよ。
それと、クロウ兄貴も今回はちょっとイマイチハマってないように見えちゃったんだよね。
役者だけじゃなく話もイマイチ。ベーキングパウダーじゃあるまいし、余計に膨らませればいいってもんじゃない。
特にラストの子供を水族館に連れに行くくだり。あの前の、車のドア開けてアクロバットもおかしいでしょ。
アンジェリーナ・ジョリーじゃないんだからw、あんなアクションはいらない。
とにかく、この映画見た方でオリジナルを未見の人は、絶対見た方がいい。強く勧める。
最後にひとつ。あの父親とのシーン、あれはオリジナル・リメイクどちらもいいと思ったけど、
オリジナルの方のあの台詞なく視線だけで交わす父と息子、あれだからこそ泣けるんだよなあ、と私は思う。
*****
- スリーデイズ [Blu-ray]/ラッセル・クロウ,エリザベス・バンクス,リーアム・ニーソン
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- スリーデイズ [DVD]/ラッセル・クロウ,エリザベス・バンクス,リーアム・ニーソン
- ¥3,360
- Amazon.co.jp
- ラスト3デイズ~すべて彼女のために~ [DVD]/ダイアン・クルーガー,ヴァンサン・ランドン,ランスロ・ロッシュ
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
