「狂気の行方」
My Son, My Son, What Have Ye Done
「息子よ何でこんな事を」ってのが原題の意味だけど知らねえよそんなもん
と言い放ちたくなる程解んねえこの映画ヽ(;´Д`)ノ
いや、解んなくていいんだと思うの、この映画に限っては。だって病んじゃってるもんこの主人公。
DVDジャケが結構シリアス路線でいいし、主演がデフォー兄貴とクロエ・セヴィニーだっていうから借りたんだけど
いやー失敗した、先にこの、上にのっけたマイケル・シャノンのデカ顔ポスター見ておけば借りなくて済んだのに(苦笑
おかしいでしょ、てか可笑しいでしょこのポスター。子供引きつけ起こすよこんなん見たらw
という訳で残念ながらマイケル・シャノン殿は私の中の「この人は勘弁してね俳優箱」にダストシュート(;´Д`)ノ
ちなみにこの箱の中には現在「SOMEWHERE」のスティーブン豆腐が鎮座していますwwwww
ペルーで無茶ぶり発揮したがる友人達に反目したお陰で自分だけが生き残った事で精神的に病むのは多少解る。
でもその理由がさ、俺は今からムスリムになるんだとか違う名前で呼んでくれとか心の声に従うんだとか言われても。
って事は無茶ぶりカヌーで亡くなった友人達もおかしいが、お前も違う意味でおかしいだろうって。
まあ、だから、友人をなくしておかしくなったように見えつつ実はなくす前からおかしくなってたのかなと。
となるともっとこいつが解らなくてもう勘弁してくれだよ。
まあね、最初にも出るけど、これって実話を元にしてるんだってさ。だからこういう奴が実際いたって事なんだろうけど
それにしても、映画にするんだったらもっとこう、解り易く解釈しても良かったんじゃないのぉ?
ラストのさ、パトカーに押し込められながらフラミンゴだダチョウだなんだと言うヤツに対して、
デフォー兄貴がヤツの頭を車の中に押し込めるシーン、
デフォー兄貴が背中で「ほざけこのどアホ」って言ってるようにしか見えなかったんだけどw
マイケル・ペニャも勿体ない使い方されてるし、第一クロエがいつまでもあいつとくっ付いてる訳なかろうと思うのよ。
いや、クロエじゃなくてもあいつは無理でしょ。あの母親も。ないない、こんなの。でも実話なんでしょ?
事実は小説より奇なり。漫画より滑稽なり。映画より架空なり。
ヘルツォーク監督、「バッド・ルーテナント」のリメイクは凄く良かったけど、これはダメだったなー(´Д`;)
しかも製作総指揮がデヴィッド・リンチなんだけど、これはダメだったのよねえ、私は。。。
母を殺める理由だけが欲しくて狂ったのだとしたら、とふと考える。
君はそれ程に母を愛していたの?
それともあれは君の見た事のない父親の敵なの?
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