「Somewhere」
Somewhere
実はコティさん、現在かなりヤバい事になってます。
病院を3軒変わっても完治しない程酷い咽頭炎でして。
今朝救急で行ったベテラン先生に「時間掛かるよ」と言われてしまったので、ようよう諦めて布団から出ました。
そして風呂に入りました。5日ぶりに。(´д`lll)
明日もたまった仕事が待ってます。
何が連休じゃ。
という訳で、とっくに借りてあったこれを先程見終わりました。咽頭炎が怖くてDVDが見られるかってんだ←意味不明
公開当時から相当評価が分かれていたこの作品ですし、元々苦手なコッポラ家娘監督なんで本来なら避けるのですが
ワタクシには見ない訳にはゆかない理由があった。それは。
愛するベニシオ・デル・トロがカメオ出演してるから。
たったそれだけのためにこの具合の悪い身体をおしてまで見るこの涙ぐましい努力!←押しつけがましいっての
さてさて肝心の作品ですが。
終わる30分前になって漸く思い付いたんだけどさ、この映画さ、全編、
ファンタジーだと思って
見ればいいんじゃないかなっ(・∀・)←カラ元気
だってさ、どう考えたっていないでしょ、あんな環境であんなキレイであんな素直な11歳の娘って。
あれはね、人間じゃないわよ、絶対。あれは、地上に降りた最後の天使。ほらほら瞳も1万ボルトでしょ?←歳バレる
とにかく文句のつけようがない程、エル・ファニングちゃんは可愛い。文字通り超可愛い。
しかしあれはまさに彼女の持つ可愛らしさであり、あのキャラ云々って事ではないような気がした。
そういう意味ではこの映画、彼女の魅力に7割以上は助けられてんじゃないのかな。
逆にこの映画を地の底までも落としめた原因のひとつが、悪いが主人公、スティーブン・ドーフだと言わせて貰うぞ。
いやね、別に他の映画なら全然いいのよ。たださ、これ、設定に無理があり過ぎだろ。
いやマジで吹いたよ、何あの「パチーノとのエピソードでも話してくれるかい?」って!無理あり過ぎでしょそれは!
正直、セレブオーラが全然ない訳よ。だからホテルでゴージャスな暮らしとかフェラーリ乗ってるとか合わないんだよね。
しかもさ、何あの「僕は自分の生き方に悩みを持ってるんだよね…ふっ…」って感じの表情はっ!!!
悩んでないだろお前の下半身は!!!←スイマセンコティさん今具合悪いので暴走気味です
というかさ、スティーブン豆腐には似合わないんだよ、あの、一見メロウでアンニュイな眉間に皺寄せフェイスって。
ハリウッドであの表情でご飯が食べて行けるのは、イーさん・ホークだけなの!!!!!
そう考えると凄いよね。イーさんってあの表情だけでニーズがあって、しかも映画にハマってるんだから。
こんな私はイーさん擁護派w
とにかくさ。
あれをそのまま額面通りに受け取るとぶっちゃけ「金返せこの野郎」ってな話になると思うなやっぱし。
ただ、映像はひたすら美しいと思った。だからBGVとして活用するのなら最高の1本だとは思う。
主人公にね、感情移入できないんだよね。
悩んでる割には悲壮感がないし、もっとドライにヒリヒリ来るのかと思えば全然精神的には生っちょろいし、
逆にコメディタッチで来るのかと言えば、まあそういうシーンもあるにはあるけど、
そういう露骨なのは監督の好みじゃない=オシャレじゃないでしょそんなの、とでもいう感じの扱いだし、
そのいい具合の間(あわい)を楽しめ、というのならまあ仕方がないのだけど、こう、置き去りにされた感もある。
感情移入出来なくても映画として魅せてくれるかって言うとそうでもないから、何を拠り所に見続ければいいのかって。
結局はまあ、好みだろうね。ああいうのが好きという人も多いのだろうし。でもなあ、私はダメだった。
この主人公は、一体何に飢えて、何を渇望しているのか。その答えが最後のあれだとしたら、正直話が安過ぎないか。
とまあ難しい話はさておき、デルトロの話行きましょう。
我らがToroが出てくるのは前半が終わりかけてくる頃。
いいですか皆さん、よおっく見てないと見逃しますよ。何たって登場時間が15秒もありませんからね!!!(爆
これだけですよこれだけ!!!
そうなんですよ、一体なんですかこの分数は。出す意味ないんじゃないですか、と一般の方はお思いでしょう。
それがね、実はそうじゃないんですよ。
デルトロファンにとっちゃ、いい意味じゃなくて、余り宜しくない意味で。
この主人公が定宿にしている設定のホテル、「シャトー・マーモント」、実はこのホテル、その昔、
デルトロとヨハ子がエレベーターでオイタしちゃってさあ大変という噂の立ったあのホテルなんですよ!
もう5年以上前になりますかね。ハリウッドでもまさに飛ぶ鳥も落とす勢いをつけ始めた頃のヨハ子が、
事もあろうにゴシップ記者達に言っちゃったんですよ。
「某映画祭の時ホテルでデルトロにあってね、意気投合しちゃったから、エレベーターの中でしちゃった!うふ」
当時はなんちゅう女優だ!と相当悪い印象持ってたんですけどね、
考えたらハリウッドってのはそうやって有名人を踏み台にして上に伸し上がろうという、そういう人達が多い訳ですよ。
当時のヨハ子にしたらまあ、デルトロも踏み台っちゃ踏み台かなと(´Д`;)
それに実際その後この二人、何度かデート現場をパパラッチされてるんで、それなりのお楽しみはあったんでしょ。
とまあワタクシがどうしてこれだけ寛大な気持ちでヨハ子を許せたのかというと、全てはデルトロ自身の言葉にあり。
その報道の後、囲まれた訳ですよ当然の事ながら。するとデルトロ、ある記者にこう言ったらしい。
「そんな事ある訳ないだろ?第一あのホテル何階?俺、悪いけどそんなに早く終わんない」
どうです皆さんこの切り返しの巧さ!スマートさ!笑いのセンスも抜群でしかも説得力大あり!!!!!www
とまあ、このホテル、デルトロにとったら鬼門といいますか、いわくつきのホテルである事は間違いない訳です。
それを承知でコッポラ娘監督は、デルトロにオファーをしてるんですよ。
しかもですよ。このたった15秒弱の場面がエレベーターの中ですからね。狙ってるとしか思えない。
例えばさ、それを「お茶目」でやってみましたよてへ、的なライト感覚でこれを入れたようには思えなかったんだよね。
この監督の底意地の悪さ、というか、そんなもんを以前にも感じた事があって。
私は「ロストイン」と「アントワネット」しか見ていないのだけど、ロストインの冒頭の、確信犯的なヨハ子のパンツショット、
あれはなんていうかこう、女としての女の意地悪い視線を感じちゃったんだよなあ。お尻に対しても世間に対しても。
それと「アントワネット」のさ、私、キルスティン=キル嬢ってホントは苦手なんだけど、
実はアントワネットはキレイじゃなかったっていう設定ありき(実際そう出てくる)で彼女を主演に選んでいる気がして
そうなるとちょっとどうなのかなーと、彼女に肩入れしてしまった。勿論その設定あってのあの余韻あるラストなんだけど。
何ていうのかな、コッポラ娘ソフィア監督って、人を見る視線が温かくない。冷たいってんじゃなくて、温度がない。
心の機微を良く描いてるなんてこの監督よく言われますけど、私はそうは思えないんだよなあ。
というか、機微は描けてるけど、もっともっと大事な部分が欠け落ちているような気がしてならない。
偉そうなこと言ってますけど、これを見終わった後には、
例えばスペイン辺りの太陽が降り注ぐような、血の通った映画を見たくなる感じなんだよね。
さて。まだ咽頭炎なんだから早く寝ないとw
でもねえ、そうは寝られませんって。だって今日までずっと布団だったんですよ。田山花袋もビックリですよ。
そうそう!こんな画像↓を見つけたんだけど、これって一般の人が作ったんだよねえ?まさかこのまま売ってないよね?!
だってこのまま売ったら絶対嘘つきだもん!15秒も出てないのに!!!www
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