「ヘンリー五世」
Henry V
実は何年も前に買ってあったDVD。ずっと見ないままになっている事に最近気づいた( ̄ー ̄;
という事で、レンタルものが手元になかった事もあり、やっとこれを見る事に。
シェイクスピアの中では余り有名ではないこの歴史ものは、
まあ、初期と中期の間くらいの時期に書かれたと思えばいいかな。
これの前にロミジュリなんかがあり、これの後にから騒ぎやハムレットが来ると。
映画の中身も、まあ、派手さはないけど、堅実な歴史ものという感じ。
それでいながら勿論、例えば悪党の役割のヤツがいい人になりかけるんだけど悪党に戻ったりという
シェイクスピアに時々ある構図は逃さず出てきており、その水戸黄門的部分がまたいいんだなあ。
ケネスのおっちゃんが絡んでるだけあって、逃してはならない台詞は全部網羅してるし、
場面の繋ぎ方も、前半は若干たどたどしいが、後半になるに従っていい感じになって来る。
後半に入った辺りの、元のワル仲間を絞首刑にする辺りの悲しみの演技も実に素晴らしい。
で、映画的見どころしてはね。
1989年の作品なんで当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
ケネスのおっちゃんがケネスのにいちゃんになってるwwwww
もう、お肌ぴちぴち、輪郭も目もまあるくてなんだか可愛いくらいwww
それと、相手役のエマ・トンプソンがうっとりものでビビる程キレイ。ホント。マジキレイ。
これは惚れるわケネスのおっちゃんも、という程まああ美しや。
彼女の演じるキャサリンが英単語を習おうとする場面がとにかくキュート。
居酒屋のおかみ役のデンチ御大もまだ全然若いんだけど、この時点で既に素晴らしい貫禄。
でね、もいっこあるんですよ。
結構な出番で1人の少年が出てくるんですが、これが何とクリスチャン・ベールなんですわ!
まだ小学生か中学生かくらいな感じ。めっちゃ可愛い。
でも、目がもう既にベールの目、というか、ああこの子は将来出てくるなって感じの目なのよね。
上のポスターの1枚目、ケネスにいちゃんの前でぐったりとしてる子がいるのだけど、彼がベール。
戦死して、ケネスのにいちゃんことヘンリー五世に担がれていくシーン。良かった。
最後のキャサリンをくどく場面が何とも楽しい。
それまでの血生臭さを払拭するように巧く作ってある。このギャップがいいね。
そして語り役のデレク・ジャコビの全体の締め方が素晴らしかった。

