「アグネスと彼の兄弟」
Agnes und seine bruder
アグネスと、とあるのでアグネスが主人公の筈なんだけど、
二人の兄のキャラが強烈過ぎて(ホントに過酷な程強烈(;´▽`A``)、アグネスが霞んでしまう。
でも、一番優しくて一番いい人で、一番周りの人にも恵まれてるなあと思えるのもアグネス。
ただ、マーティンだった彼がアグネスとしてあそこまでになるのには、
きっと相当辛い事もあったんだろうなあと、描かれていないところまでも想像出来てしまうのは、
映画の中のアグネスがとっても素敵だからに他ならない。
だからこそ、2人の兄のダメっぷりが余計にクローズアップされる訳だ、と。
ダメったってただのダメじゃないもんね、ホントにヽ(;´Д`)ノ
で、ただのダメじゃないからこそ、最後の最後、ラスト20分が生きてくるという。
いやあ、ドイツ、強烈だわ。
お食事中の方は見るのをお控えください、と言いたくなるような場面もあるのだが、
というかきっとこの作品はいろんな意味で、女子より男子向きなんだろうなと思うんだけど
(男子ならきっともっと理解できるんじゃないかな、特に2番目の兄貴の事とかが)、
いずれにしても、音楽のセレクトが秀逸。
レザボアドッグズで一躍有名になったあの名曲、
"Stuck in The Middle with You"が予告編と本編共に使われている辺りを見ても納得。
あなたが最後に見た美しい罪のない幻影こそあなた自身だったんだね。
