「わすれた恋のはじめかた」
Love Happens
惜しい。
もう少し違ったら、凄くお薦めの映画になったのに、という感じ。
疵を癒すためにのものを書く、というのは良くある事で、
最近だとブログの書籍化、なんてのがその一端を担っているところもあると思うんだけど、
いかなる作品も、それが世に出てしまったらそれはもう自分だけのものではなくて、
他人を介在しないと存在しないものになってしまう。
まあ、逆に自分の体験を他人と共有する事で自らが癒される事もあるのかもしれないけど、
大方の場合、癒される筈だった自分が人を癒す立場になってしまう。
そうなると、人助けをする事で自分も助けられた気にはなるけど、それはあくまで気になるだけで、
本当には助かってもいないし癒されてもいない。
そんな事の周辺を、もっと突っ込んで描いて欲しかったのだけど、
怪しい火渡りなんぞを見させられ、最後はハッピーエンドってのは、ちょっとムリクリでは(苦笑。
いや、それ以上に、偶然かどうか知らないが、
冒頭の部分(ラストも同じなんだけど)、「マイレージ・マイライフ」に似過ぎてないか?
まあとにかく、ジョン・キャロル・リンチがいい。
誰?って思った方、映画好きなら絶対一度は脇で見た事のある役者さんです。
ワルい人もいい人も、とにかく上手いんだな。
ジョンキャロの演じたウォルターがホームセンターに佇むシーン、何か泣けた。
それと、まあ、当たり前だけど、マーティン・シーンおやじ様の存在感は凄いね。
そして!何と言ってもこの映画の見どころは、後半に出てくるオウム。可愛いのなんのって。
マーティンおやじ様とのラストシーンなんて、おやじ様まで可愛くて堪らなかったwww
