「リダクテッド 真実の価値」
Redacted
で、前の記事に引き続き、2本目にかかったのがこれ(;´▽`A``
凄いセレクトよね。
なんたってデパルマだからね。デパルマだし、R15だし、まあそういう映画だろうと。
確かにそういう映画なんだけど、正直、この前に見た「ハートロッカー」よりは解り易かったし、
ドキュメントと銘打った立派なフィクションっていうのを正面から打ち出して成功した例ではないかと。
時間も90分台で、それも良かったんだと思う。ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞だそうだ。
キャラの立て方が巧く、1人1人が良く描かれている。
だからこそ解るのが、勧善懲悪ではないんだなという事実。
勿論、首謀者はいて、そいつらが一番のさばっていることになるんだけど、
じゃあ手を貸さなかった連中は悪くなかったのかと言えばそうではない。
しかし、あそこまでの報復を受けるべき人間は、果たして彼だったのか否か。
もしかしたらデパルマは「撮り続ける」事への嫌悪感をそこに打ち出したのかもしれない。
そしてそれはひょっとして、自分へも向けられた刃なのかもしれない。
その辺のパラドックスが映画として堪らなくいい。
題材がどうであるかは、また別の話だ。
