「チェ 28歳の革命」
Che Part 1 Argentina
映画館に行ったら若い女の子が100人くらいいてビビリました。
「赤い糸」の公開が一緒だった。。。
上の階でパンフ買おうと思ったら、カウンターに子供が60人くらいいてビビリまくりました。
「メジャー」の公開終了が間近だった。。。
2時間10分ほどの映画なんですが、見終えたら、5時間くらい見てた気が。
それくらい、最初から飛ばしてます、ソダさん。
とにかく予算が取れない映画だったそうで。アメリカサイドが特に厳しかったみたい。
まあねえ、題材が題材だしねえ。
でも、予算が出ない頃から、周りには「楽しみにしてるよ!」って言われてたそうで。
そんなだったから、元々「早撮り」のソダさんが、ますます早撮りになったそうです。
「ここは2テイクしか撮んないからね」、みたいな(笑)。
Toroが企画してソダさんに持って行ったからには、ただのヒーローものじゃないとは思ってた。
まさにドンピシャリで、「人間ゲバラ」の成長を淡々と描いている。
でもそれだけじゃないのは、所々に、モノクロの映像で、
キューバ革命以後のゲバラの国連での演説を挟んでいるから。
このToroはよくテレビでも流れているので、見た方もいると思うが、
訛りのあるスペイン語(ゲバラ自身そうだったらしい)で、威厳と威圧とを兼ね備えた態度で
言葉を語るToro=ゲバラは、まさにカリスマだ。
カリスマがカリスマになるまでを描いたのが、28歳の革命。
そして、カリスマがカリスマのままでなく朽ち果てていくのを描いたのが、39歳別れの手紙。
39歳は、31日から公開。
ソダさんは言う。
余所の国の話を、その国の言語で映画にする、そういう時代になったと思うんです。
そうそう。
英語を話すマリー・アントワネットには違和感ありまくりだったっけ(笑)。
今のハリウッドで、全編スペイン語の映画を撮るのは、受け入れて貰えるもんじゃない。
でも、それをあえてしないとと思い、監督したソダさんと、演じたToroには拍手を送りたい。
ゲリラシーンの激しさ、残酷さも勿論あるが、
基本的に、全てのエピソードが実話に基づいたものだそうで、
その中で、若い兵士希望の兄弟と交わす言葉がいい。
チェは、いい指導者だったんだなあと、つくづく感じた。
ラストシーンのいい具合の軽さも、逆にココロに残る。
カンヌではトップで認められたけど、オスカーは多分ダメだね。
せめて監督賞くらいは、ソダさんにあげたいんだけど。
私は、思想的なものにはハッキリいって興味がない。
ただ、信念に突き動かされたエナジーってのは、世界を変えるんだなと。それが凄い。
世界を変えるほどの信念を持った男がいる。
なら、自分を変えることなど、どれほど簡単なことか。
そんな事を思いながら、岐路に着いた。
