「奇跡の人」
The Miracle Woman
ヘレン・ケラーの話って、大抵どこかで触れてくるものですよね。
私は確か高校時代、学校全員で観劇する行事があって、
市民会館に行ってお芝居を見ましたが、これがどうしようもなかった…
高校生の、素人目から見ても、下手っぴ(-。-;)
何処かの劇団だったと思うんだけどなー。
試験前だったから参考書持って(いつも持って行くだけ)
行ったんだけど、余りの下手さに感動して結局全部見ちゃいました(笑)
しかしこの映画は凄かった。
さすがアカデミー賞主演&助演女優賞獲得映画だけある。
もう迫力が違う。ヘレンって最初はこんなに野生に戻ってたんだなあ。
もともとがお芝居で上演されたものだけに、オーバーアクションは多いけど、
サリバン先生にもちゃんとドラマがあって、幼い頃弟との悲しい別れや
自分も目が不自由だったために受けた差別などがちゃんと書かれてる。
どうやったらヘレンに近付けるのか、本気で悩んだり溜息をついたり。
1人の人間としての「奇跡の人」が十分に描かれているのがいい。
サリバン先生を演じた女優アン・バンクロフトが、
イーサン・ホークとグウィネス・パルトロウの出た「大いなる遺産」で、
強烈なばあちゃんを演じてた人だと知って驚いた。
どう考えても特殊メイクだった、あの顔の皺…
ものには、全部名前が付いているんだよ。
だから素晴らしいんだよ。
必要でないもの、必要でない人は、いないんだよ。
生きてるって、そういうことでしょ。
激しい本編の中に暖かいメッセージが流れている。
