「理想のひと」
A Good Woman
わくわくしながら見る。
意外にもタネが早々(1時間過ぎる前くらい)に明かされるので、
あとはどうやって引っ張るんだ、と思って見ていると、
何とも言いがたい、切なく胸を打つ結末が待っている。
ワイルドは一体ドコまで書いていて、どこからが映画オリジナルなのか。
原作『ウィンダミア夫人の扇』も是非読んでみないと。
スカーレット・ヨハンソンの無垢さ。ヘレン・ハントの世間にまみれた姿。
ところがどういう訳だか、そのハントの目の方がむしろ純粋に見える。
大女優だ。
また、そんなハントを受け入れようとする大物役のトム・ウィルキンソン。
「あの女、お前とつるむのはお前に財産があるからだ。打算に決まってる」
という友人に対し、
「彼女は俺の財産が魅力、俺は彼女の美貌が魅力。おあいこだ」
ううううううん。痺れた。カッコいい
1分に1度ずつ登場する程の、機知に満ちた台詞の数々。
これぞオスカー・ワイルドの真骨頂。見る価値大有り。

