先日「和的生活あき号」が出来上がり、北海道から九州までお取引している呉服専門店様に発送しました!
おかげさまで、創刊より8年が過ぎ、いよいよ9年目に突入です。
思えば、創刊号は、たった2,000部の印刷で、しかも大赤字でのスタートでした。
その後、徐々に取り扱って頂くお店が増え、料金据え置きのままページ数を増やす事ができるようになりました。
呉服専門店の顧客に向けた情報誌ではありますが、あえて着物の事には深く触れずに「和と京都」の情報を中心にスタートしたのです。
呉服屋サンの顧客に配るのに、なぜ着物の事を書かないの?ってよく尋ねられます。
だって、着物の事は店からの新聞や催事の案内状などで十分お届けしてるし、今は本屋にも着物関連の本が結構多いですからね。お好きな人は、ご自分で買い求めてるでしょう(^^)
それに呉服屋サンはあまり意識していませんが、顧客からすれば呉服屋サンは「和の事」はもちろん、「京都つう」だと思われています。
でも、実際は月に一度、月初の売り出しなどで京都に行っても、ほとんど室町の問屋街で過ごす事が多く、京都の事を深く知っている人は以外と少ないものです。
昔は、祇園とかもよくご存知のお店も多かったですが…(笑)
だから、せめて年に4回位は「和と京都」の情報をお届けした方がいいかなって思ったからです。
とは言え実は和的生活あき号では、なんと京都ではなく金沢の老舗町家料亭「壽屋」サンをご紹介しているのです。
なぜなら…ここの店主である4代目山縣氏は、私の友人だから…(笑)
でも、理由はそれだけではなく、ここ「壽屋」サンでは、他では体験できない様々なイベントを行っているそうです。
金沢と言えば、加賀友禅
全国の呉服専門店サンが、顧客を連れての産地見学ツアーにもよく行くところです。
そんな時、この「壽屋」サンでの食事やイベントを組み込む事で、どこにもない心に残る金沢ツアーができそうな気がして、今回あえてご紹介させて頂きました!
今までのように、加賀友禅のメーカーさんやツーリスト任せのツアーから一歩踏み込んだ金沢の魅力を感じて頂ける事は間違いありません。
また、個人で金沢に行かれる場合は、是非お立ち寄り頂きたい老舗料亭です。
※金澤料亭とは…
敷居が高く、価格も高い。そんなイメージがあるのかもしれません。確かに格式があり、もてなしの場ですが、日本の文化が凝縮された空間でもあります。
特に金沢は加賀百万石の文化を今に受け継ぐ料亭が集まっています。
多くの市民はもとより、観光客でも気軽に利用できます。料理、器、庭園、美術品、調度品など金沢ならではの文化を「金澤料亭」で堪能してみては如何でしょう。
金澤町家料亭 壽屋
金沢市尾張町2-4-13
電話076-231-6245
◾️営業時間11:00〜14:00/18:00〜22:00(LO19:30)
◾️定休日/不定休
日頃の気付きや活動は、フェイスブック、たわいない事のつぶやきはツイッター
少しずつやっています。