最近読んで、面白かった本です。
「売り方」の真髄
著者:松野恵介(すばる舎)
奇をてらったものでもなく、全く目新しい事を書いているわけではないのですが、商売の基本を見直す良い機会となりました。
以前、著者が開催するセミナーに参加した時お会いしたのですが、その時はPOPの書き方だったのであまり興味がわかなかったのです。
著者の松野さんは、大学を卒業して京都の呉服問屋さんにお勤めしたのが社会人のスタートだったそうです。
その頃の仕事で得た経験から、多くを学び今の仕事に活かしておられるようです。
ある一時期、同じ業界に身を置いた者として、大変共感できる部分がありました。
「売る」という行為をする商売において、考えなければならない事を原点に戻って考える事が大切だと思える事ばかりでした。
呉服業界の方はもちろん、「売る」という行為を生業にする人には、買って読んで損はないかと思います。