クロコダイルバックができるまで…その4 | 呉服店のLINE@サポート!ビーマンブログ

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呉服店の販促を紙媒体主体から「webを活用した販促」に大きく転換。呉服店に特化したLINE@実践会「With upの会」を運営。
フルオーダで創るオリジナルバック&ファーストバージンダイヤモンド等、呉服以外の商品企画もメーカーと共に開発。

こんにちは。ビーマンです。
クロコダイルの高級バックの事ならお任せください!仕事で得た専門的な情報を分かち合い。

もし今後クロコダイルのバックを買うときには、きっと役に立つけど、
興味ない人には全く役立たない話です…(^^;



皆さんは、シンガポールに行った事はありますか?


私は、20数年前に、観光で行ったのが初めてでした。
その時の事はあまり覚えていないのですが…(笑)

でも3年前くらいに、クロコダイルバックの企画で訪れてから大好きになりました。





約2年間、シンガポールに何度となく出張して、毎回アノ有名なホテルに、のべ数十泊させてもらったんです。期間限定では、日本人で一番多く泊まらせてもらったかもしれません。

仕事が終われば、CMでも有名になった屋上のプールでゆっくりして…


こんな仕事、楽しいに決まってますよね(^^)

今年は、こんな楽しい仕事を再開させる事に決めましたから!!
あっ、この話は、また改めて…(^^)



ところで前回は、ヘンローン社での染色工程までを書きました。

ヘンローン社は、クロコダイルの染色技術が高く評価され世界シェアNo.1なので
自社で縫製とかはしません。

ここから先は、染色した革を仕入れた会社がデザインや縫製を行います。
 
なので、染色の後は検品して発送のみです。

ヘンローン社には、最終検品のための部屋がいくつかあり、等級の保持とクライアントの信頼を失わないために厳しい最終の検品作業が行われています。


もちろん、最終の検品作業もヘンローン社の目利きが出来るベテランが行うのですが、ベテランと言えども社員なので当然ヘンローン社のブルーのポロシャツの制服を着てるはずなのですが…


ところが、どう見ても社員とは全く違う人がいます。(笑)






ここにも…





あっ、ちなみにこの人…仮にHサンとしときましょうか(笑)

このHサン、この部屋で一週間かけて何千枚というクロコダイルを検品していたそうです。

どんだけ、買ってんねんっていう話ですよね。



そしてここにも…





仮に、この女性は…Lサンとでもしときましょうか(笑)

この方、検品中は一切人を寄せ付けず、少しでも触ろうものなら、瞬間に怒った顔に変わります。

一枚一枚検品後は、ダンボールに詰め込み発送の手配まで自分一人でやるそうです。

そう、一切人に触らせないみたいです(^^;


なかなか厳しいチェックですね。やっぱり、世界のファッションの最先端はスゴイ!


思えばまさにこの頃から、世界的にクロコダイルの人気がさらに上がってきたように思います。

今、クロコダイルの革の価格が上がり続けるのも、スーパーブランドが自社に安定して供給できるように買い占めているからです。


これはあくまでも想像ではありますが、もう日本にはヘンローン社の最高級品はスーパーブランドを除くと、ある一部を除いてほとんど入ってくる事はないんだろうと思えます。


あっ、ある一部を除いてってどういう事といのは後日にして…話を元に戻しますね。


ヘンローン社での検品が終わったら、それぞれの注文先に発送されます。

もちろんスーパーブランドは、それぞれの縫製工場へと運ばれていくのです。

スーパーブランドは、ヘンローン社の革を使用しているという事は、うたい文句にはしていません。当然、自社のブランド力の方がはるかに大きいですからね。当然ですが…。

一方、例えヘンローン社で染色されたとしても、3級以下の商品はできるだけコストを抑えるために安く上がる賃金の安い国の縫製工場へと運ばれて行きます。

少しでも安く仕上げるために、縫製代を抑えたり、他のワニや牛や豚の革を混ぜたりは
よくある話ですが、最近はもっと巧妙な技術で等級の低い革をクロコダイルの高級バックらしく仕上げて高額で販売する事もあるようです。

本物と偽物の違いは、見比べたらよくわかるのですが、

長くなりそうなんで、この辺りは後日詳しく写真と共に書いてみたいと思います。


今まで書いてきたように、高品質のクロコダイルバックの条件は「等級と染色」なのですが、
実は、最高級のバックの秘密は、縫製の前にもあるのです。

素人でも判断できる、最高級のクロコダイルバックの見分け方も含めて次回は、ヘンローン社から離れた革が縫製工場でどのように高級バックに仕上がっていくのかを分かち合いします。