次男との会話 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

次男と中学生の時にこんな会話をした。

この頃次男はとても汗かきで悩んでいた。

 

次男「お母さん、どうして汗をかくと嫌なのかが

   わかった。」

私 「そうなんだ。何がわかったの?」

次男「汗をかくと太っていると思われるから

   いやなんだ。」

私 「太っていると思うの?」

次男「うん、みんなと比べるとちょっと

   太っていると思う。」

私 「太っていると思うと何が嫌なの?」

次男「だらしがない人だと思われそう」

私 「そうなんだ。

   だらしがないと思われると何が嫌なの?」

次男「友達に嫌われる。」

私 「友達にはどう思われたいの?」

次男「普通に思われたい。」

私 「あなたにとって普通って

   どんなイメージなの?」

次男「筋肉が割れてスラッとしている人。」

私 「そうなんだ。

   そんなふうにみられたいんだ。」

次男「うん、毎日筋トレしてる。

   朝ごはんをしっかり食べて

   夜は控えたい。

   それから納得がいいと聞いたから、

   納豆が食べたい。」

私 「わかった。

   ほかにお母さんができることはない?」

次男「身体にいいことがあれば教えてほしい。」

私 「わかった。」

 

今までこんな会話をしたことがなかった。

13歳なりの考えでいいんだ。

13歳なりに一所懸命考えている。

 

以前の私だったら

太ってないよ、大丈夫と言ってはなしを

終わりにしてしまっていただろう。

会話にすらなっていなかった。

子供に寄り添う、

子供と信頼関係を築くというのは

こういうことなのかな。

 

お母さん、変わったねと

次男に笑顔で言われとても嬉しかった。

 

この頃から次男の口から

ありがとうという言葉がよくでるようになった。

 

by  たんぽぽ

 

 

 

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