生き方を考える時間 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

昨日の記事

 本当の自分は何なんだ!

の続きです

 

 

息子が動けなかった時期

私は私なりに考えて

最善と思ったことをしていたけれど・・・

 

 「そんな時期、どうして欲しかった?」
の私の問いに答えてくれました


「あの当時のオレは

  学校に行かないことへの罪悪感
  みんなと同じことができない自分への嫌悪感
  ダメな自分!自分が悪い!

と思っていた

 
だから親に言われた言葉
「あなたの好きにすればいいよ」は

  悪いことしているのに認められたって!

  の、違和感があって
  かえって家族から離れたようで・・・ 

  同情はいらない!

  そんな反発心もあって・・・

  

  みじめだった


いろんな想いが入り乱れる中で 
一番大きかった恐怖は


  親に見捨てられるのでは!
 

今は
そんなことは絶対にない!

と言えるけど
当時はそうは思えなかった

相当追い詰められていたんだろうね
 

そんな時、オレが救われたのは


不登校・ひきこもり・高校中退の時でも
その前と何ら変わらない付き合いを
してくれた人たちの存在

 
不登校・ひきこもり・高校中退のオレだけど
良し悪し・善悪などの評価をしない
何とかしようなどともしない

その時、そのまんまのオレを

受け止めてくれる人が居たから

  オレ、これでいいのかも・・
  人と違っていてもいいのかも・・ 
そう思えた 

 

あの頃
みんなと違ったことをしているオレを
受け止めてもらったから

いまのオレは
例え自分とは価値観が違っていても
自分の価値観で評価否定しないで
 『そうか~、そう思っているんだ~』
と、思って聞けるようになった気がする 

お陰様で、今プライベートだけでなく

仕事でもお客様とそう思って接しているから
あまりストレス溜まらなくて・・

楽なんだよな~ 」

 

いまは、思います 


私にとっては

不登校・引きこもり・高校中退・ニートなど

なかなか理解し難い行動だった


でも

息子にとっては
親や周りの期待や夢や縛りから脱皮して
自分らしい生き方を模索するために
必要な時間だった

 自分で感じ、考え、自分の責任で行動する

そんな自立した自分を目指して
生きる力を温め育てていたのだろうと・・・

 

 

そう思える今に感謝です 

こんな風に思えるまで

時間はかかりましたけれど・・ (;^ω^)

 

 

  byまん丸笑顔のノンちゃん

 

 

 

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