今日は七夕
七夕の日に星を見た
記憶がない。
昼に晴れていても夜曇って
星が見えなかったりで。
図書館でお茶に関する本を借りました。
「季語集」坪内稔典
お茶のお稽古で
お茶杓のお銘を
季節の言葉から考えておく必要があり
借りてみたら
思いのほかおもしろくって紹介します。
(なぜか七夕の章はありませんでした)
「雨ふり小僧」の章
手塚治虫の漫画の「雨ふり小僧」が
紹介されていました。
季語なんですね。
心にジーンと来ました。
雨ふり小僧は少年の妖怪。
自分のまわりにいつも雨を降らせている。
山奥の分教場の中学生モウ太は
分教場が火事になった時
雨ふり小僧にブーツをあげるからと
火事を消してとたのみます。
燃えやすい油紙でできている
雨ふり小僧はブーツ欲しさに引き受けます。
火事は消えますが
モウ太は町に引っ越すどさくさで
約束を忘れます。
40年経ち、娘にブーツをせがまれた時に
約束を思い出したモウ太。
ブーツを持って村にかけつけると
雨ふり小僧は橋の下に待ってました。
ボロボロになって。
なんか、泣けてきます。
さすが手塚治虫
蛍の章
「じゃんけんで負けて
蛍に生まれたの」
池田澄子
なんだか心に残る詩です。
じゃんけんで勝ってたらなんなん
とか、ザワザワします
蛍はただの虫と違って
生まれ変わりとか
ありそうにも思えました。
森林浴の章からは
木漏れ日を歩くと心身が
すがすがしくなる。
神山恵三「森の不思議」によると
植物の葉が発散しているテルペン類
という物質があり
このテルペン類が波長の短い
青い光を反射する。
香や線香の成分でもある。
と、説明のあとに紹介されていた詩が
「新緑と薫風は
私の生活を貴族にする」
萩原朔太郎
わかるなあ
詩っておもしろいですね。
話は七夕に戻りますが
FBの投稿から(愛知ソニアさん)
七夕 77パワーデー
7月でもっともサイキックにチューニング
しやすい日。
スピリチュアルなメッセージを
2022年の七夕の願いにするといいそうです。
なにを願おうかな
探偵ナイトスクープ「笑い方が変な大学生」
