一昨日前に福山の友人と行きました
上賀茂神社で見つけたチラシ
薪能
今年に入ってから
三井寺
平安神宮の薪能
と、機会があったので
上賀茂神社の薪能も即決
平安神宮の時は
開場後開演まで
夕日を浴び続けているのが
つらかったのですが
上賀茂神社は木々の影になって
おまけに
風が爽やかで
少し前までの灼熱地獄が
嘘のよう。
賀茂御戸代能(薪能)
御戸代(みとしろ)
神に供する稲を作る田のこと。
上賀茂神社の歴史は古く
さかのぼること1270年前
孝謙天皇の御代に神領地として
田畑を寄進されたことに始まります。
田植えが終わった後
農夫の苦労をねぎらうために
田楽、猿楽を上演したと。
始まる前の
神主様のお話がおもしろく
薪能の由来が1270年前で
150年前の攘夷祈願のため
孝明天皇賀茂社行幸に
徳川家茂将軍が来たのが
ついこの前のように聞こえました。
陽が沈み暗くなるにつれ
細殿が浮かびあがって
幻想的でした。
神歌 神を讃える謡 井上裕久
仕舞 面や装束をつけず紋付で舞う
略式の能
高砂
屋島
羽衣
猩々
狂言 佛師
茂山茂 茂山宗彦
六浦 井上裕久
画像の奥に見えるのが
神山(こうやま)
賀茂別雷大神が降りてこられたところ
八咫烏
ならの小川の水を飲んでおられました。
行きのバスから車窓
送り火の五山のひとつ船形が見えます。
京都でも北にあるので
山や川の見え方も違います。
上賀茂神社にありがたいご縁で
素晴らしい時間をいただきました。