「完狩」ネプチューンマンについて整理してみた | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

ネプチューンマンが元々無量代数軍のメンバーであり「完狩」の異名をもっていたというのは「超人閻魔帳」のみの情報であったが、こないだついに本人の口からそれを認める発言があった。そこでネプチューンマンの過去についてアニメも含めてこじつけ整理してみようと思う。


◯少年時代


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幼き頃に両親を失い、たった一人で宇宙を放浪しており、正義超人の中のエリート軍団である正統派超人のテントに忍びこみ食料を奪おうとしたところセメントス長老の目にとまり、弟子となる。

セメントスの見定めどおり類まれな才能を発揮して自身の後継者になれるほど成長する。



◯青年期 喧嘩男時代

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超人オリンピックイギリス国内予選のBブロックに初出場。通算541勝541KO勝ちの実績をひっさげ決勝でロビンと戦うも審判のロックアップで見切りをつけ試合放棄する。


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そしてテームズ川に身を投げたところで武道と出会い、ネプチューンマスクを受け継ぎ、ネプチューンマンとなる。


◯ネプチューンマン時代

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宇宙にはびこる弱小覆面超人のマスクを剥ぎ取る前にセメントスと袂を分かつために戻ったときにネプチューン・キングに地球へ向かい正義超人を倒して真の完璧超人となるようそそのかされる。
セメントスの説得も虚しく、ネプチューンマンは地球へ。


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その後、強さのみを追求する戦士超人軍団と関わりを持ち、一時入団。ビッグシンジョーと指導者の座を争うが戦士超人の正体が「邪悪な心で全宇宙を支配することが目的」と知り、退団する。



◯完璧超人時代

戦士超人に見切りをつけ「聖なる完璧の山」に向かい、始祖ミラージュマンから完璧の洗礼を受け、完璧超人に正式に転生を果たす。超人墓場にて超人閻魔(ザ・マン)に実力を認められ、「完狩」の異名をもつ。

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その後、ネプチューン・キングの弟子であるスクリュー・キッドとケンダマンと合流。天上界にこもり修行。そしてネプチューン・キングとともに下等超人たちを粛清するため超人タッグトーナメントに参加。

ロビン、ウォーズマン、モンゴルマン、バッファローマン、サンシャイン、アシュラマンを撃破するもマシンガンズに敗北。人狼煙となるべく自害する。

しかし爆発の瞬間にできたエアポケットに落ち込み、奇跡的に助かるも、自暴自棄になり暴れまわっていたところ超人警察に逮捕され、死刑の判決を受ける。


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死刑の直前、キン肉マンに戦士超人の基地への案内人を頼まれ共にインモラ島へ。ビッグシンジョーとゲオルグ博士をクロス・ボンバーで倒し、元戦士超人だったことへのケジメか、二人とともに自害する。

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そんなネプチューンマンの潔さにうたれた完璧超人3名により蘇生し、超人閻魔の依頼を受けたオメガマンに追われる身になりながらキン肉マンチームに加勢する。キン肉マンの身代わりとなりΩカタストロフドロップをくらい、超人予言書を燃やされ消滅したがフェイスフラッシュで復活する。



◯そして現在
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三属性不可侵条約に調印した後、ダルメシマンたち無量大数軍の不意打ちを受け投獄される。

しかしピーク・ア・ブーに救出され、キン肉マンに喝を入れる。

◯そして二世・・


言えぬ!!それだけは絶対に言えぬ!!



◯まとめ


こうして時系列にすると、案外矛盾なく整理できた感じ。

ぶっちゃけセメントスのあたりどうしようかと思ったが、それほど無茶苦茶にはならなかった。


戦士超人軍に入った動機が今一つはっきりしないのだが、不可侵条約調印時に「お互い完璧な力を追求するために切磋琢磨するなら俺もいがみ合うのはよしとしない」と言っているので、当初は戦士超人軍を完璧な力を追求する連中とみて一目おいたか、あるいは正義超人打倒に利用できるかと考えた可能性はある。しかし性根は宇宙征服を企む邪悪な集団だったことに気付き見切りをつけたと。


元々完璧超人は戦士超人やブラック軍団のような悪の軍団ではなく、完璧超人始祖の目的である「自分たちが完璧と思う超人界を維持すること」を最重要視し、その害となる下等超人の粛清のために戦う超人たちである。完璧超人からみれば戦士超人はまさに「争いばかりを好む下等超人」だったことだろう。


思えばダルメシマンが言及したころはまだ二世の件が日も浅い時。

心底天罰が下ったと思ったのが懐かしい。

今は「もう忘れてやろう、忘れよう」の精神です。


しかしかつては「正統派超人」ってなんだよ・・と思ったものだが、セメントスが言う「正義超人の中のエリートが正統派超人」って、実は武道が言う無量大数軍の定義と全く同じだったことに驚く。


正義超人の中のエリート:正統派超人

完璧超人の中のエリート:無量大数軍


そしてネプチューンマンの代名詞といえる「審判のロックアップ」。これは喧嘩男時代に使っていたことから正統派超人時代に身につけた技であることは間違いない。しかし今や審判のロックアップは完璧超人の基本技のごとく、武道やネメシスも使用している。

 
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武道が「私のほうが精度は高い」と豪語していることから、ロックアップの源流は「ザ・マン」である可能性が極めて高い。そしてザ・マンから他の始祖たちに伝授された。つまりシルバーマンもだ。
そしてシルバーマンは正義超人の開祖となり、審判のロックアップは正義超人のエリート中のエリートである正統派超人にのみ伝承されていき、喧嘩男は指導者であるセメントスから伝授されたと。


なのでネプチューンマンより武道やネメシスのほうが精度・手応えがあるのは当然といえる。完璧超人側は源流であるザ・マンが武道として残り、ネメシスたちは直接指導を受けてきている。武道自身さらにロックアップを改良していることもあるだろう。しかし正統派超人側は何億年も前にシルバーマンが残した技術を伝承してきたにすぎないからだ。「技の使い手はその技の最高の破り手でもある」という原則に従えば、創始者のザ・マンが残った完璧超人側のほうが有利なのは明らかだ。


まさか悪夢の超人タッグ編アニオリ設定が30年越しで氷解するとは・・

なんか今回俺の中ですごくスッキリした。

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