ドラゴンボールBGMのMナンバーを整理してみた その1 | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

DBのBGMはM○○○と表記されているが、販売されているサントラは未収録曲が多いのに加えて、収録順がいい加減というか、選曲者が「~を連想させるのでこのトラックに収録した」だの「~をイメージした曲だろうか」だの主観でセレクトしており、非常にややこしい。


例えば、「人造人間街へ・・」というトラックが、「この世で一番強いヤツ」が初出のM920 から始まる。

そして、その次は「超サイヤ人だ孫悟空」が初出のM1119 が流れ、「とびっきりの最強対最強」のM1212 が流れる。これだけでいろんなBGMが適当にごちゃ混ぜにされてるのがわかってもらえると思う。


そしてその選曲理由も酷い。「人造人間19号と20号は静かに侵略を開始した・・このイメージにピッタリ当てはまったのがM920である」などと書いてあるのだが、いや全く使われてないしと。

ちゃんと本編観て確認してくれよ・・と言いたくなる。


サントラの楽曲解説によると、元々、Mナンバーというのは選曲者宮下滋氏の整理番号である。第一回目の録音時は無印のBGMで、1986年2月3日に行われたそうだ。その時点ではまだMナンバーではなく、音楽の種類によってアルファベット別に分類していたらしい。神龍のテーマのJ6A7 等、一桁台のBGMがそれに該当するのだろう。


さらに第2回目の録音時は録音時のナンバーをそのまま使用し、第3回目以降は百の位を100番、200番と順にふっていったそうだ。M100番台は3回目の録音、200番台は4回目の録音。

つまり、Mナンバーというのはいわゆる「通し番号」的なものであり、例えばM1525というのは何も1525曲目という意味ではなく、17回目のBGM録音の25曲目ということ。


普段BGMについて散々偉そうに書いてはいる身ではあるものの、ぶっちゃけ自分でもどのナンバーがどの作品の曲かというのがわからなくなるときがあるので、本記事で整理してみようと思う。正直自分の整理用なのでまあ参考程度ということで。


(Mナンバーについてはサントラ未収録分については確認する手段がなく、便宜上リンク先の番号のまま掲載しています。よって番号の正否は保証できません。)



○無印 一桁台(第1回目録音 本編用)

A6I6I17I20 ,、J6 、 などがよく使用されている。サントラによるとAは主題歌のアレンジ、Bは副主題歌、Gは感情表現、Hが情景音楽を示しているらしい。東映作品ではこういう分類法が用いられているとのこと。他のアルファベットがどういう意味なのか知ってる人、教えてください。

ちなみに個人的に最も無印のBGMで印象深く大好きなのは前回のあらすじでよく使用されたA6。サントラにも収録されてるのでぜひ聞いてほしい。



○無印 M一桁~二桁台(第2回目録音 本編用)

ここからは名曲の宝庫だ。(Mナンバーは確定したものではありません)


M3M4M6M7M9M11M12M13M14M17M21M22


等々、とても全部紹介しきれないが、無印を一度でも通して見た人ならどれも聞き覚えのある曲だと思う。

問題はこれがM9とM13以外全てサントラに未収録なことだ。

M3やM6は迷宮探索や疑惑シーンの定番のテーマだし、M12は武道会の各試合の名場面を幾度もなく盛り上げ、M22は感動の場面等で何度も使用された。特にM22は悟空が大魔王編で亀仙人の死を知った時に亀仙人との修行の回想で使用され涙を誘った名曲だ。どういう理由で落選させてるのか真剣に問いたい。

そのくせ、収録されてるのは「あんまり聞き覚えないなー」と思うような曲も多いだけに口惜しい。

M21はZでもベジータ戦後にヤムチャの死に涙するブルマのシーンに使用されているというのに。



○無印 M100番台(第3回目録音 本編用)

このあたりからZでも使用され、さらに耳馴染みのある曲が多くなる。


M105M106M109M115M118M121


主にレッドリボン軍編あたりから導入されていると思う。M109やM118、M121は本編は勿論、前回のあらすじでも効果的に使用され、M121はZでベジータ対ジースにも使用された。M106はギニュー特戦隊や王立防衛軍でもお馴染みだろう。



○無印 M200番台(第4回目録音 劇場版 神龍の伝説用)

いよいよ劇場版が初出のシリーズ。


M201M205M229M247M261M264


初の劇場版ということで気合の入り方が違ったのか、計64曲もあるという大盤振る舞い。

劇場版用に作られた曲が本編にも用いられるのはDBに限ったことではなく、キン肉マンや聖闘士星矢でも同じように再利用されている。

ZではM201はフリーザ戦での元気玉作成シーンやフリーザ再登場の絶望的シーン、M205は超サイヤ人対フリーザのにらみ合いに、M261は動画のとおりピッコロがフリーザの光弾に貫かれるシーンでも使用された。



○無印 M300番台(第5回目録音 本編用)

このあたりからバトルが激しさを増してくるが、その分BGMも苛烈になってきている。


M301M302M303M304M308M309M311M312M313M314M316M320


しかし疑惑系や感動系も見逃せない。特にM316のウパとボラのテーマや、天下一武道会でのあらすじで使用されたM314は印象深い人も多いのではないか。サントラには入ってないけど・・('A`)

また、M302やM312はにらみ合いの定番の曲だが、M302はZでもフリーザなど強敵とのシーンで使用されていたのであまり無印を観ていない人でも聞き覚えがあると思う。サントラには入ってないけど・・('A`)


そんな中、やはり特筆すべきなのは幾度もなく書いて入るがM313。あの超サイヤ人対フリーザの最大の名場面といえるかめはめ波とフリーザの体当たりの場面 を最大に盛り上げた名曲である。


この山場の中の山場で無印のBGMを選曲する判断と、またそんな昔の曲なのに絶妙にマッチしてることがすごい。



○無印 M400番台(第6回目録音 劇場版 魔神城のねむり姫用)

このあたりにくると、「え?このBGM無印のだったの!?」というぐらいZでの使用頻度が増えてくる。


M407M408M411M420M422M424(コーラス有)M424M426M437M441


M408はねむり姫のルーツについてのシーンの曲だが、本編の使用頻度からいって天津飯が鶴仙流や桃白白の仇討ち等に悩むシーンでの印象のほうが強い。

M422は悟空対チチの試合 で使用され、ただでさえ怒り激しいチチの攻撃をさらに盛り上げていた。

M426はなんとZ後期のあの世一武道会でオリブー対チャプチャイでも使用された。

3つともサントラには入ってないけどね・・('A`)


そしてM424である。ウチのアク解にはよく「ピッコロさんが死ぬ時のBGM」「ピッコロが悟飯をかばう曲」等々がよくあるのだが、それはまさしくM424のコーラス有Verです。
この場面以外でも、天津飯が初めて気功砲を使う場面や、クリリンがフリーザに刺し貫かれた場面、フリーザの「ひゃひゃひゃひゃ!!」にピッコロがボロボロにされる場面にも使用され、悲壮感を最大に演出した。



○無印 M500番台(第7回目録音 本編用)

ここからはもう一曲でも聞いたら「ピッコロ大魔王のあたりやな」とわかるぐらい大魔王編で多用された曲ばかりである。まさにピッコロ大魔王編のために作曲された曲と断言していいと思う。Zでかなり使用された曲も多い。サントラにも比較的多数収録されているが、M502とM503等一部は未収録。


M501M502M503M504M505M510M511M512M513M514M515M516M517M518M520


M501、502、503、504はまさにピッコロ大魔王のテーマであり、特に大魔王が若返った場面で使用されたM503はフリーザ戦で「またせたな・・」とピッコロが到着した時にも流れた曲であり、さらにこのメロディーはZ以降もピッコロ登場時の定番テーマとして、様々なアレンジで使用されている。


M1111M1112 (超サイヤ人だ孫悟空)

M1417 (極限バトル!三大超サイヤ人)

M1616 (銀河ギリギリ!ぶっちぎりの凄いヤツ)


M503も含めてどのアレンジもサントラには入ってないけどな!

('A`)・・

選曲者はピッコロに何か恨みでもあるのか・・


気をとりなおしてM500シリーズに戻ると、どれもこれもZを観た人なら聞いたことのある曲ばかりだと思う。

M504やM510は、いわゆる「これが流れるともうすぐナレーションが入って終わる」曲としてよく使用され、M512は仲間の死の場面で使用された。M520はもう天界のテーマとしか言いようがないほどの定番曲である。



○無印 M600番台(第8回目録音 劇場版 摩訶不思議大冒険用)

無印の曲として制作された最後のBGM。後にサイボーグ桃白白のテーマとなるBGMが目立った。


M602M624M626M633M635M637


M633以外はサントラ未収録だが、特にM602(M601?)が収録されていないのが一番納得がいかない。

第23回天下一武道会の前回のあらすじで、ほぼ毎回流されていたのに何故未収録なのか。

選択基準間違ってると思う。

M633やM635も桃白白の恐怖感を煽るBGMだが、Zでも強敵の襲来を予感させる演出に一役かっていた。


余談だが、各天下一武道会の間は、タイトルコール時のBGMが武道会専用の曲になる。


第21回第22回第23回


一番の第21回は香港映画のコレ が元になっている。ていうか比較動画 がすでにあった。



はー疲れた・・無印だけでどんだけ書いとんねんという感じですね。

ヒルデガーンまでやる気だったんですが、あまりにも無謀でした。

なんにせよ無印のBGMは、名曲ぞろいにもかかわらずサントラ未収録曲が多すぎるというのが少しでもわかっていただければ幸いです。もう30周年ということですし、新作映画もあることですし、商品化されていない菊池御大のBGMを収録した完全版サントラの発売を心から祈っています。