ドラゴンボール改 第127話 見え始めた魔人ブウの真価 | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

今回はバビディが死ぬまで。Z246話に245話の前回カットされたバトルが挿入された感じです。

最初に言っておくと、かなり「は?」となるシーンがありました。


○編集が雑 その1


悟空がブウの後ろに回って速攻でブウをパンチングマシーンにするんですが・・


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悟空がブウの触覚をつかんでいる絵、ブウが殴られて画面左に吹っ飛んでいこうとするところを悟空はつかんでます。

ブウのほっぺた見てください。明らかに殴られてるじゃないですか。

でも改では悟空殴ってないですよ?背後に回っただけですよ。さらにブウは直前に画面右を向いてるんですよ。


一体ブウは何の衝撃を受けて左に吹っ飛んでるんでしょうか?


なんでこんなことになったのかというと、Zでは悟空は背後をとった後、ブウを蹴り落とし、さらに上に蹴り上げ、上空に飛んで行くところで触覚を掴み、パンチングマシーンにしています。


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改ではこの部分を丸々カットして、いきなり触覚を掴んだりするから不自然なシーンになってしまいました。

・・・あのパンチングマシーンは超サイヤ人3の凄まじさを象徴する1シーンなのになんでこんなことに・・

ついでにBGMの差なのか、あまりパンチングマシーンのスピード感も感じなかったな・・

ZではM1522 の効果が抜群でした。


○台詞が改悪


ブウが悟空曰くベジータの技という連続エネルギー弾を放つシーン。これもブウの凄さとそれをたやすく弾き飛ばす超サイヤ人3の凄さを物語る名シーンですね。 


今のはベジータの技だ!!」


ちょっと待て!今まさに目の前でブウが撃ってきてるんだぞ!

そこは「これはベジータの技だ!」とかじゃないとおかしいだろ。んなアホなことあるか、とZを観直したらZではちゃんと「ベジータの技だ!」とだけ言ってました。比較すると・・


原作:「!!」(撃ち終わってブウがニヤけた後「今のはベジータの技だ・・」と悟空が思う)

Z「ベジータの技だ!」

改「今のはベジータの技だ!」


おそらく原作に「今のは」が付いてるので付け足したんでしょうね。あ、安直・・なんでこんなことに・・


○編集が雑 その2


シーン1「ねぇドラゴンレーダーはどこ!?」

トランクスはカプセルコーポレーションに着いた時点は超サイヤ人のまま探しまわっています。 


シーン2「それどころじゃないんだって!」
引き続き捜索中です。 もう必要がないためトランクスは変身を解いています。


シーン3「ない!ない!」

まだまだ捜索中です。って・・

なんでまた超サイヤ人になってるんだよ!!


シーン4「ない!!どこにもなーい!!」
まだまだまだ捜索中です。Aパート終わりです。 

だからなんで超サイヤ人になってるんだよ!!!


長々と引っ張りましたが要するに編集の順番が明らかにおかしいということです。

なんでこんなことになってしまったかというと、超サイヤ人になってる部分はZ245話で、ノーマル状態の部分は246話であり、わざわざ246話の捜索シーンを先に持ってきて、その後に245話部分を挿入しているからです('A`)


・・・普通出来上がったものって頭から通しで観て、おかしいところがないかとか最終チェックしてそれからGOかけると思うんですけど、そうなるとさっきの超サイヤ人3の部分も含めて誰一人としてこれらをおかしいと思う人がいなかったってことですよね・・

マジか?もう怒りよりも悔しさと哀しみのほうが大きいんですけど。

約20年ぶりに地上波で蘇った超サイヤ人3対ブウの回がなんでこんなことに・・

だめだ、もう俺にはツッコんで笑いに変えることもできぬ。


○超サイヤ人3対ブウの生中継

このバトルはバビディが地球人全員に生放送してるんですが、Zでは地球人が悟空に声援を送るシーンがあります。


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「おお!誰かがブウと闘ってるぞー!」

「誰だか知らねえけどがんばってくれー!!」


けっこう良いシーンだと思うんですけど、改ではカットされてました。


○レーダーは飛行機の中に置きっぱなしでしたとかいうブルマ


こ れ は ひ ど い。


○ケータイありますよとかいうビーデルさん

んなもん天界でつながるかよ!圏外や圏外!!

おっと、つい現実世界と比較してしまった。ホイポイカプセルがある世界観に無粋なツッコミでした。

余談ですが、この当時はケータイはまだ大人の道具で確かポケベルが全盛期だったはずです。

どれぐらい昔かというと、こち亀がまだ90巻ぐらいの昔です。


○また元に戻っているトランクス


これは246話の部分なので当然ノーマル状態です。

超サイヤ人のシーンをカットしてれば何の不自然さもなかったのに・・


○拳法殺しのブウ

「私の肉はゴムみたいなもんでしてね、どんな拳法でも全てやわらかく包み込んでしまうのです。私はこの身体であらゆる拳法家を殺してきたのですよ」


とハートの台詞が脳裏に浮かぶ今日この頃。なんのこっちゃという方はこちらを参照ください。


○界王神界に鈴虫が鳴いてた

いや鈴虫かどうかはわかりませんけど、なんか虫の声みたいなのがずーっと流れてて気になりました。

勿論Zでは無音でしたけど。界王神界にそんなのいるの?


○たった2日も待たないバビディ

ブウはサタンが言ったみたいに説得次第では大人しくしてくれてた可能性も感じますが、このバビディはほんと救いがない下衆ですね。

防衛軍に対する反撃以外本当に何もせず10日間棒立ちで待っててくれたセルが素晴らしい紳士に思えてくる。


○ブウが怖い

ブウが普通に怖いですね。

Zではこの辺りからバイオブロリーで初使用されたM1900番代のBGMが多用されていきます。

ブロリーのモチーフともいえるBGMが、TVではそのままブウに使用された感じです。

M1912は菊池御大には珍しい5分を超える長い曲なのでこのように 部分部分で使用されることが多い曲でした。

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