ドラゴンボール改 第113話 見つけられた邪心 | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

凶戦士ベジータが気功波撃つまではいくと思ってましたが、また中途半端なところで切れたなという印象。

関東の最新放送ではさぞかし神作画で皆さん大満足だったのではないでしょうか?

あれが全盛期の山室御大の作画監督回です。


○悟空のダメだしが早過ぎる

「駄目だ駄目だ悟飯、そんな単調な攻め方じゃあ動きを読まれっぞ」

という悟空さんですが、その台詞の入り方がZと異なった印象を受けました。


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Zでは、悟飯とダーブラはこんな感じで殴り合いをしてて、視聴者に「おお、いい勝負だな」と思わせておいて、でも悟空たちから見ると単調な攻め方で、このままいったらダーブラに動きを見切られてしまい形勢不利になるよ、と戦況を説明させ、「あ、そうなんだ」と不安を煽る演出になっています。

で、その後悟飯に「まだまだ!」と笑顔で言わせて「おいおい本人まるで気づいてないぞ・・」とダメ押しする流れになっていました。


でも改ではこの殴り合いのシーンはカットされ、線だけの超スピードの動きだけで悟空の台詞が入りました。ピシュンピシュンという超スピードの移動だけでそう言われてもなあ・・

ていうかそもそも前回でエネルギー弾くらった後に「まだまだ!」の部分を入れてしまったのがそもそもの原因と思います。変に切り取って違う部分に挿入するから・・


○悟飯怒りなさすぎ

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・・・・絶対ピッコロとクリリンのこと忘れてるよ・・間違いないわ・・


○この時のベジータの態度って

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「こんなお遊びはどうでもいいんだよ!」と悟空に怒って自分の悪ぶりをアピってしまうベジータさんですが、これって素なんでしょうか?それともバビディに目をつけられるための演技なんでしょうか?

俺はリアルタイム時から今までもずっと「洗脳されるためにわざと大げさに振る舞った」と思ってますけど。


○ベジータの言うことは正論

アニオリで散々ボロクソに悟飯を罵るベジータさんですが、言ってることは間違ってないと思います。


「闘う以上は確実に相手の息の根を止めろ!!」

「ピッコロたちを見てみろ!弱いばかりに石にされちまいやがった!ざまあねえぜ!」


言い過ぎな面もあるが、バビディに洗脳されるための布石と思えば納得できる。

あと、ピッコロたちの件については「お前、あいつ倒したらピッコロたちは元に戻れたんやぞ、どない思っとんねん」ということについてのベジータなりの叱咤じゃないかと。

俺でもこう思ったし。

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○バビディの企みに気づいたのに何もしない界王神

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「ま、まさか!」じゃねえよ・・

これ原作だと違和感ないけど、アニメで見ると違和感ありますねえ・・

お前黙ってんと何か対策を打てよと。こういう時こそ心を読んで「いけませんベジータさん!あなたはなんということを考えているのです!わざとバビディの術にかかろうなどと!」てな感じで一喝したら、状況変わってたかもしれんで。


○術にかかってからいきなり対策をいう界王神

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「ベジータさん!無心になりなさい」

無茶いうな。遅いわ。


せめて宇宙船に入った後に「もしもバビディがあなたたちの心に入り込もうとした時は、無心になるしかありません」と事前に忠告してくれてたら許した。


○それ以前にこれを予期してなかった界王神

「ま、まさかバビディが同士討ちをねらってこようとは・・!」

いやちょっと待てよお前。


キビトが「バビディの一番恐ろしいところはそこなのだ私たちやお前たちのように心に悪をもたぬものしか闘うことができんのだ」って言ってたやん・・いやこれはZからのアニオリの台詞なんですけどね。

せめて「お、恐れていたことが!」ぐらいにしといてほしかった。


○予告が素晴らしい作画だった

これはもう劇場版レベル。