- 年も開けましたし、リハビリを兼ねて記事書きます。休止していた間、ご心配をいただき、暖かいご声援をいただいた方々、本当にありがとうございました。この場をお借りして熱く御礼申し上げます。
- ただ、コメント欄はもうしばらくこのまま無しでいかせていただきます。
- 新年第一発目&復帰一発目の更新は当初の予定通り北斗ネタでいきます。
究極版7,8巻の変更箇所です。5,6巻はほとんど気づきませんでしたが、今回は多かった。
○コマクを攻めるケンの腕のサポーターが修正
(左:単行本・完全版、右:究極版)
これは見比べて初めて気づいた。確かにケンシロウの腕のサポーターは右腕が黒で左がバンテージなので究極版の修正は当然ですね。
○ダムの水をせき止めるケンと妨害するユダの部下のページが上下反転
(左:単行本、中央:完全版、右:究極版)
このページは元々ジャンプ収録時にはなく、単行本時において描きおろしされたものです。
確かにケンシロウは岩を持ち上げてそのまま背後のユダの部下をなぎ倒してますので、体勢から考えたら究極版のほうが自然な感じですね。ちなみに中央の完全版は見ての通りほぼ白紙ページになってます。
○ケンの破壊された左腕を覆うサポーターが追記
ケンシロウは拳王様に左腕を破壊され、サウザー戦まではその箇所にサポーターを巻いています。
しかし、単行本ではよく書き忘れられており、あまりの多さにもうファンはスルーしてたんですが、これがもう見事なほどに修正されてました。下記のシーンはほんの一部です。
(左:究極版、右:単行本、完全版)
他にも聖帝十字陵での闘いのシーンなどもほぼ修正されており、もはや書き忘れのコマは無いのではないかというぐらい。他のコマはぜひ購入して、自身で見比べてください。
いやーこの修正は嬉しいねえ、こういうところを補完してこそ究極版ですよ。
・・・完全版とはなんだったのかと若干思わないでもないな。
○シバの台詞が変更
単行本&完全版「わたしにはこれがあります」
究極版「これがあります」
・・・・なんで?
喜んでたところにこの変更。納得がいかないというか、もう子どもの頃から約25年ほど単行本読んできただけにこういう変更にはすごく違和感を感じるわけです。
ケン「バ、バカな!やめろ!」
シバ「わたしにはこれがあります」
という会話のリズムがもう脳にこびりついてるだけに違和感がたまらん。何があかんの何が?って感じ。
(追記)
ヌメレン隊長様に質問したところ、トクマフェイバリットシリーズやバンチワールドといったコンビニ本でもすでに「これがあります」に変更されていたとお教えいただきました。ありがとうございました。
どうやら私の認識のほうが古かったようです。なんてこったい。
ちなみにケンシロウのサポーターの件はどの過去本も修正されておらず、究極版が初出のようです。
○聖帝十字陵の印刷が・・
上が単行本で下が究極版です。何がいいたいかというと、単行本では頂上がまだ未完成であることがわかりますが、究極版では頂上が印刷されておらず、建築状況がわからなくなっています。
まあこのあたりは些細なことなんですが・・・
これはちょっと切れすぎだろうと。
拳王様の顔の鼻から下がなくなってるし、横の部下なんて胴体が丸々切れてしまってます。
かなり印象が変わってくるし、何より勿体無いと思うんですよね、本来書かかれてある部分がみれないというのは・・。
○リュウガの矢をくらうトキに髭が追加!
リュウガの放った矢を肩に被弾するコマのトキは髭が書き忘れられていたのですが、それがちゃんと追記されてました。これは素晴らしい修正。よくぞやってくださった。これは是非買って見ていただきたい。
全体的には満足してます。究極版はコンパクトですし完全版より遥かに読みやすいし。
これだけ修正されてると買う楽しみも増すというものです。
そういえば原哲夫御大がゼノンのガル憎とのインタビューで1巻に7つの傷がないコマがあることを指摘され、「これはぜひ直しましょう」と返答されてるので、もしかしたらあのインタビューがきっかけになって直しに力を入れだされたのかもしれませんね。
できればハーン兄弟の兄貴の名を「ハズ」に統一してくれたら嬉しいんだけどなあ・・
完全版では全部「バズ」にされたし。アニメでは「ハズ」なんですよ。