ハイドラキングの配下のかくれ超人。7つの関門の一つ目でかくれ超人の切り札であるポンポン砲を破壊したリキシマンに襲いかかった。
リキシマンより一回り大きい体格差で苦しめたが、最後は右腕をもぎ取られ倒された。(cv:北川米彦)
リキシマン以外誰が相手しますか?というくらいドンピシャの敵キャラ。前作「対古代超人」では何故か土偶が相手となったリキシマンだったが、今回の相手は同じ相撲超人ということもあり、なんとなく生き生きして闘ってた気がするのは俺だけですね、すいません。
他のかくれ超人の幹部級は、ハイドラキングの「それ、とどめだ!」という号令で一気に襲いかかったが、このハイドラズモウだけは「ハイドラズモウ!リキシマンの命もらったー!!」と己の判断で参戦した。
しかも、キン肉マンたちがリキシマンに任せて先に進んだのを見届けてからだ。このことから、武士道精神を重んじる超人と推察される。流石国技超人。
余談だが、この時期のアニメ本編はタッグ編の中盤で、リキシマンはとうに敗北しており、映画も「晴れ姿!正義超人」ではブロッケンとのタッグだったし、最終作「対戦士超人」では雑魚戦の最中に崖に落ちて終了したため、ビッグボディを除けば、このハイドラズモウが事実上リキシマンのシングルマッチ最後の相手である。
なぜ「極悪超人編」で遠慮はいらない怪力グドンと闘わせなかったのか。当時のスタッフに誰かインタビューしてほしい。
ハイドラキング配下のかくれ超人。7つの関門の3つ目でジェロニモと対戦した。ジェロニモの斧に鉄棒で互角の勝負を繰り広げたが、最後は脇腹に斧をくらい敗北した。
スローで何度も確認したが、こいつの武器が何なのかイマイチはっきりしない。ていうかどんな超人なのか全体像もイマイチわからない。
なので、特に書くネタもありません。台詞すら全く一言も無いしね・・
ハイドラキング配下のかくれ超人。正義超人がハイドラ星に来たことを報告し、戦闘配置につくよう命令を受けた。
7つの関門では最後の間でバッファローマンと闘った。両腕のレーザーガンでバッファローマンを苦しめたが、最後はロングホーンを胸にくらい敗北した。(CV:二又一成)
あの1000万パワーを誇るバッファローマンのハリケーンミキサーを正面から受け止め、ブレーンバスターに持ち込もうとしたのが凄い。最近非力そうなグリムリパーがハリケーンミキサーを止めたのにも驚かされたが、いたんですねー同じように非力そうなのにハリケーンミキサーを止めた人が。
約30年前に。
しかしそれをうまく着地して切り返したバッファローマンはもっと凄い。単なる脳筋でないことの証明である。
ハイドラブートン
ハイドラキングの配下のかくれ超人であり親衛隊。
ロビンがラグビー会場で闘っている間に、ロビンの城に攻め込み、正義超人の弱点が書かれたロビンメモを奪った。
それを利用し、正義超人をメロメロにしようとするも、弱点の意味を履き違えていたため、無意味に。最後はニューサンシャインとともにウォーズマンに襲いかかるも、相手にならず敗北した。(CV:矢田耕司)
今作屈指のギャグキャラ。このハイドラブートンとハイドラキングのやり取りは本作の見どころのひとつ。ややもすれば「寒い」「うざい」「引き伸ばし」と言われるキン肉マンのギャグシーンの中の清涼剤といってもいい。ハイドラキングの項でも書いたが、ハイドラキングと一緒に宇宙のどこかで生きていてほしいくらいだった。
しかしロビンメモを見事奪っておきながら、弱点の意味を履き違えるというのはアホとしか言い様がない。
まあ本人も号泣して悔しがってるので、これ以上は言うまい。
ただロビンメモには絶対正義超人のまともな弱点も書いてあったはずだ。
実際、今作の原案となったゆで御大の番外編「ロビンメモの巻」では、キン肉マンの脇腹、テリーマンの足、ラーメンマンの古傷、ブロッケンの肩などが記されていた。まさかロビンともあろうものが
「ブロッケンの弱点:ドイツの本場ビール」
「ラーメンマンの弱点:わかめラーメン」
「リキシマンの弱点:塩」
としか書いてないわけがない。
終盤では、ニューサンシャインといっしょにウォーズマンに襲いかかるが、正直このおかげで他の映画よりかなりウォーズマンの場面が増えたと思う。キン肉マンあたりとギャグやりながら敗北しててもおかしくないだけに、ウォーズマンに対してだけ二人がかりで挑むというのは良い意味で期待を裏切ったといえるだろう。何の役にもたってなかったけど、そんなブートンが俺は好きです。
また余談だが、彼の声は矢田耕司氏、そう、天秤座の老師やドクター・ゲロのあの人である。今でこそ知的な老人役の矢田氏だが、キン肉マンでは大ウコンなどギャグキャラも担当されていました。