http://ameblo.jp/kamiya-akira/entry-11387729759.html
雨の中、神谷明御大のトークショーに行ってまいりました。
会場に入るとなぜかBGMはセーラームーン。なんでやねん。
案の定会場内は撮影・録音禁止だったので記憶のみで書きます。正否は保証できませんが、ざっとどんな感じだったかを書きます。
「『夢をもてば必ず叶う』、よくあるフレーズですが必ず叶うなんていうのは嘘です。叶わないから夢なんです。でももたなければ絶対にかなわない。」
「夢と現実。これは対義語ですが、夢を叶えるためには、自分のもってる弱いところ、弱い現実を一つひとつつぶしていけばいい。声が小さければ、大きくだせるようになればいい。滑舌が悪いのなら練習すればいい。自分の弱いところがわかっているというのは、実際にはありがたいこと」
「弱いところといえば、今いじめや不登校が今クローズアップされています。これについて思うことがあります。それは逃げること。逃げていいんです!逃げるというと聞こえが悪いですが、積極的に逃げていいんです、周りの大人たちはそれを応援していいんです。世の中には立ち向かっていいことと悪いことがあります。自分の夢や目標の障害には立ち向かうことが大事ですが、いじめなんかは逃げていいんです。」
「花園大学ということで仏教、その仏教の中に『縁』という言葉があります。自分が劇団に入った縁、劇団でいろんな先輩方と出会えた縁、素晴らしい作品に出会えた縁、どれか一つ欠けても今の僕はない。」
「ライバルといえば古川登志夫さんが僕のことをライバルと言ってくれてます。ケンとシン、7つの傷をつけた男とつけられた男ですね。古川さんは僕にとって本当に尊敬という言葉では足りないくらい大切な仲間です。お互いを高められるライバルという関係で、古川さんの演技を見て凄いな!頑張らないと!と刺激をうける、これからもそんな関係でいたいと思っています。」
「こないだBSか何かで野沢雅子さんと古川さんと僕の3人でケンコバさんの番組に出ました。本当に楽しかったですね、野沢さんや古川さんのこと話すだけでもう1時間じゃ足りないです。野沢さんは悟空、悟飯、悟天の3人をいっしょに録るんですよ。別録しないんで瞬時に変えちゃう。これは僕、とてもできません」
「諏訪さんにはお世話になったんですが、諏訪さんといえばコナンの件で日本中お騒がせいたしました。けど決して喧嘩別れになったとかじゃなくて、今でもスタッフの方々とはお食事をしたり仲良くさせていただいています。あの事件の日、丁度僕の誕生日だったんですが、ブログのアクセスが230万件とかになって、ファンの方々が返ってきてくれたんですね。ブログはファンの皆さんを身近に感じれるので、大事にしていきます」
「北条司先生には会社名を冴羽商事にしていいですか?と許可をもらったことがありました。いいよと言ってもらったんですが、後日報告したらほんとにやったの!?と驚かれました。北条先生といえば、そろそろ、もう・・いいんじゃないかな?ぜひもう一度、『CITY HUNTER』を書いてほしいですね。」
このほか、芥川龍之介の蜘蛛の糸の朗読やドラクエ3でシルバーオーブを発見したときの演技などを披露されました。
そして最後の質問コーナーでは、質問者には神谷御大のサイン色紙プレゼントということで時間の許す限り行われたのですが・・・
これがもう手挙げてない人のほうが少ないぐらいの挙手。
手を挙げられなかった俺は本当にヘタレだったと思います。一応質問は考えてたんですけどね。
「過去にテレビ番組で北斗の拳で一番に憎らしかったのはジャギと仰られてましたが、キン肉マンで一番憎らしかった、印象的だった悪役は誰ですか?」と。けどいざ御大を前にしたら質問って浮かばないですね。
今回は大学でのトークということで、各キャラの演技などはほとんど無くほぼ真面目な感じでした。これで300円は破格すぎる。
いつの日か神谷明氏・内海賢二氏・千葉繁氏の北斗三御大による座談会か、神谷明氏&田中秀幸氏の対談といったイベントが開催されることを心から祈っています。