ジョジョ7部完結 ~そして8部ジョジョリオンへ~ | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

ジョジョ7部完結のウルトラジャンプを読んで思うわけですが、誰が最強か?っていうのはホントに不毛というか、状況によっていくらでも変わるなあと思う。


恐竜のほうのディオならともかく、ザ・ワールドを使うディオが登場したときは誰が勝てるんやと震撼した。そのディオを倒したのは主人公のジョニィでもポコロコでもノリスケ・ヒガシカタでもなかった。別次元のジャイロでもなかった。14歳のルーシーだった。中学2年の少女だった。スタンド使いでもなんでもない普通の少女だった。

ザ・ワールドのあのディオが、ただの少女にしてやられる
なんて想像つきますかあなた。そして最後に遺体もルーシーが手中に収めた。荒木大先生の構成力と予想をつかせぬ展開には全く恐れ入る。

俺はこれを読んだとき魔界に伝わる逸話を思い出した。最強の剣と鎧をもつ剣豪が、一人の少女に刺し貫かれ殺されたという話だ。どんな達人でも不意うちは防げないというのが改めてわかった。ザ・ワールドで時を止めてすら敗北したのだ。もし吸血鬼のディオでも頭吹っ飛ばされてるから死んでるよね。

そういえば、時を止めるといえばディオの代名詞だが、実はディオより早く時を止める技を出したキャラがいるよね。そう、ペンタゴンとグルド。

俺はペンタゴンのアレは相手の時間だけを止めてるんだと思う。しかしグルドのは間違いなくディオと同じように世界全体に及ぼしている。けど使い手があんなんだったのでいまいち恐ろしさが伝わらなかったと思う。アニメの界王星で餃子と闘ったときに使ってれば…

話が逸れたが、第7部は俺が社会人スタートの年から始まったのでいろいろ感慨深いものがあった。8部のジョジョリオンも超楽しみ。発売日には本屋に疾駆しようと思う。