多分視聴者の大半が左のクリリンたちのような顔で今回観ていたと思う。けどね、伝わりましたよ。改のスタッフがもうマジでカットしたいんだけどカットできねーっていう気持ちが。
弟子の二人やピーザのシーンが、ホントに必要最低限になっててそぎ落とせるところはほとんどそぎ落としてたもんね。
もうせっかくなんで、弟子二人の紹介もしちゃおうと思う。今日を逃すと、もう二度とこいつらについて書く気しないと思うんで。
空中殺法の達人で、空を飛ぶツバメすら捕まえることができる。
最大の奥義である必殺技は、天高く舞い上がるビューティフルローズ・フライングアタック。一気にフィニッシュを決めようとしたが、セルの気に吹き飛ばされリングアウト負けした。サタン曰く、「素質はあるのだが、調子に乗りすぎる悪いくせ」がある。
あの股間を「ポコンポコン」するのはいったいなんのつもりなのかだけ教えてほしい。自称だがファンが10万人いるらしい。アホか。
象20頭に匹敵し牛も一撃で倒すほどの怪力の持ち主。
必殺技は、両腕を回転させて突進するメガトン・ブルクラッシャー。
セルに気で吹き飛ばされ敗北した。ピーマンが苦手。
改では省略されたが、ピロシキの敗因はセルが「ピーマンの匂いを体に染みこませていたか、床に飛び出す釘でも仕込んでいたか」らしい。逆にその発想がすごいわ。気にちょっと理解を示しかけていたので、3人の中ではまだマシ。けど鉄の鎧を食うのはやりすぎと思う。
そして我らが英雄ミスターサタンの登場であるが、なんか俺この時「ダイナマイトキッーク!!」って叫んでたとばかり思ってたんですが、原作・アニメともに技名言ってないんですね。
「おかしいな・・どっかで聞いたぞ」と思ってたらスーファミの武闘伝2のストーリーモードでだった。あのベジータのテーマが流れてライフが初めから点滅してて、「ダイナマイトキーック!ビシビシビシ!ぐわ!ドガーン」っていうシーンは、当時小学生だった人たちはわかってくれると思う。
セルの「うるさい!」はZのほうが良かったなあ。当時はうざくて仕方なかったサタンだが、今では笑って観ることができる。そして郷里大輔氏の偉大さを改めて実感できた。
あと余談だが、アニメでははっきり聞き取れないようになっているが、このセルゲームでは悟空たちが全国ネットでテレビに出ましたよね。原作での言われようがまたすごい。
「アホかー!!お前なんかすっこんでろー!!!」
ですよ。サイヤ人編でもテレビ中継されてましたが、その時ヤムチャや天津飯は「この人たちは天下一武道会の!」と紹介されてたのを考えたらえらい違い。
「世間では悟空の活躍は全く知られてない」っていうのは鳥山先生の美学みたいなものを感じますね。うまくはいえないですが、その気になったら悟空が救世主みたいなふうに書けるけど、あえてそれはしないという。
だからGTの最終回で100年後にあんな巨大な銅像が建てられてるのは絶対におかしいんですよ。建てられてるのはサタンだけのはずなんですよ。あれ観たのは中学3年の時やけど、マジでガックリしたからなあ・・
最後に次回予告「お、おす。俺、ピッコロ」にクソワロタ。次回はすごいですよ神演出ですよ。関東の今週の内山の気円斬や四身の拳はなんやったんや・・となりますよ。