今回もまず朝刊の新聞欄に爆笑。「王子惨敗か」て。ほっといたれよ。
そしてまたやった。あのベジータの回し蹴りシーン。
前回のあらすじで流れてました。もう完全にネタにしてるやろ。
ファイナルフラッシュのあたりはもう何も言うことありません。神の出来でした。けど引き伸ばしがあるとはいえ、BGMも含めたらやっぱりZのほうがいいかなあ。あれジャンプで読んでた当時も「いや再生するやろ」と思い、次回「ほらなやっぱり」と思ってた。
あと、ホントどーでもいいことなんやけど、セルの言い回しが若干変更されてました。
原作・Z 「結果がわかってるくせに、無駄な努力はよすんだな16号・・」
改 「結果がわかってるくせに無駄な努力はよすんだ16号」
どこが違うねん。と思う人もいるだろうが、Zに慣れてると引っかかるんですよこれが。今回はあのトランクスの「完全体にはさせない!」に比べたら些細なもんですけどね。しかしなんで変えるかなあ。
これ何も知らんと最初みたらブロリーだと思う人いるだろうな。
唸り声が「うううう!ウウ~!」でワロタ。狼か。
今回は作画が全体的に良かったですねー。前半は山室御大なのだから当然だが、後半は海老沢なんですよ。だから当然作画が悪いはずでして、トランクスがクリリンに仙豆渡すところは相変わらずカクカクです。
ここでZでは、トランクスの体から発するスパークがクリリンに被弾する爆笑シーンがある。
クリリン「いいいい・・お、おい・・トランクス!大丈夫かよ・・うぉわああ!!」
改ではカットされてたけど、「良かった、ちゃんと喋れるんだな!?」とクリリンが聞いたのはそういうわけだったのです。
そらクリリンも「お前もプッツンきちまったのかと思ったぜ」て言うわ。
ていうかむしろ「何すんねん!むっちゃくらったやろが」て怒っていいよ。
この降下していくあたりから素晴らしい作画になる。菅野氏の作画は山室御大とは違った魅力がある。
そして、ここからしばらくアニオリシーンが展開される。トランクスVSセルの原作ではない攻防戦だ。
Zだと巻き起こる煙や悟空・悟飯の修行シーンが挿入され、冗長ぎみだった感は否めないが、改では編集されているため、スピーディーな闘いが楽しめた。
「なんでトランクスが良い勝負できるんだよ」「カットしろ」などと否定する人もいるだろうが、個人的にはアリだと思っている。なんで良い勝負ができるのかというのは、まずこの時のセルは相当に気を消耗していたことが挙げられる。いかにセルでも再生時の気の消耗は避けられないことは、34巻で悟空が「今のでさすがのおめえもずいぶん気が減ってしまってっぞ」と証言している。勿論、セル自身が余裕かまして遊んでいたのもあるだろう。
けどトランクスはそれを見抜けず「やっぱり俺いける、勝てる」と思ってしまったのだろう。普通に顔面に命中してるしね。
だがこのあと、トランクスが腹にくらう原作シーンからまた急にカクカクに。もしかしたら、
海老沢「原作シーンは俺が書くから、オリジナルシーン頼むな」
菅野「わかりました」
などという連携だったのかもしれぬ。嘘です、妄想です。
トランクスの回転連続蹴りがカットされて残念。逆にクリリンがベジータをボロクソに言うシーンは残ってて残念。
関東では前田御大→内山という回だったと思いますが、あの予告はすごいわ。だって、
9割前田御大の神作画でトランクスがセルを圧倒してるシーンばっかやもん。
内山は悟空の1カットだけで、トランクス敗北シーン一切ないもんなあ。うんわかるよ、俺でもそう編集するわ。