北斗の拳5プレイ日記 その10 | 極星十字相殺拳

極星十字相殺拳

北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

水丸「ケンシロウ様、我が師父リュウケンがザリガーという男に無念にも殺されました!」
ケンシロウ「ザリガー・・許すことはできぬ!我が拳で倒す!」一人で行こうとするケンシロウの前にたつジュガイ。
ジュガイ「・・ケンシロウ、俺も妻レイナを魔皇帝によって殺された。打倒魔皇帝のために共に戦ってくれないか?」
ケンシロウ「・・いいだろう。行こう、ザリガーのもとへ」

グレントシーン、サウスバース、ペルシナ、天魔の扉と散々たらい回しにされるもザリガー城に突入するジュガイたち。

水丸「ようやくたどり着きましたね。なんでこんなちりょうやくばっかなんでしょう」
ジュガイ「まったく・・それに天魔の扉ではボロクソに言われたしな、お前では天をつかめぬ!ってあのリュウガとかいうヤツに。天とかつかむ気ないし」
シュウ「む?あの娘は・・」
水丸「あ、あなたはマビィ!」
ジュガイ「お前、こんなところで何をやってる」
マビィ「ジュガイさん、お久しぶりです。旅芸人とは 仮の姿。私は 武道家の娘。父と母をザリガーに殺され弟と復讐の旅にでました。しかし弟はザリガーに返り討ちにあってしまいました。そして私はこうして機会をねらっていたのです」
水丸「ふぐ!な、なんという・・」
ジュガイ「ハードなことを淡々という女だな、しかしお前ジュウザと一緒に楽しく暮らしてたんじゃなかったか?」
マビィ「いえ、ジュウザさんの力をお借りしたくあえてお誘いにのったのです。しかし私の浅はかな考えなどジュウザさんはお見通し。誰にも強制はされんと行方をくらまされてしまいました」
ジュガイ「なるほどな」
会話をする3人を無視し、ザリガーの間に入っていくケンシロウ。
水丸「ケンシロウ様!」
ジュガイ「おいおい!」急いであとを追うジュガイたち。

ザリガー「ふはは!ついに来たかケンシロウ!そして天帝の血をひくというジュガイ!俺は伝承者殺しと言われた男ザリガー!貴様らもリュウケンのようにあの世におくってやるわ!」
ジュガイ「やってみるがいい!」
ケンシロウ「下がっていろ、俺一人で充分だ」
ジュガイ「なに!?」
水丸「ケンシロウ様!しかし!」その肩に手を置くシュウ。
シュウ「まあ見ているがいい、北斗神拳伝承者の力を」
ザリガー「ふふ!愚かな・・リュウケンを簡単に殺した俺の拳をなめるなよ!」
水丸「簡単ではない!闘いの最中発作さえ起こらなければ貴様なぞに!!」
ザリガー「ふふそれがどうした?闘いに一切の情けは無用だ!」
ケンシロウ「やはりな・・そうでなければお前は師父に勝てぬ!」
ザリガー「ほう!ならばくらえー!!承死烈脚!!」しかし超スピードでかわすケンシロウには一撃も当たらなかった。
ケンシロウ「それで終わりか」
ザリガー「や、やろう!剛将脚!!」しかし片手で受け止めるケンシロウ。
ザリガー「バ、バカな!くそー!」
ケンシロウ「無駄だ、お前の拳はすでに見切った。あたあ!」
ザリガー「ぐべが!」
拳を鳴らしながら近づくケンシロウ。
ケンシロウ「ザリガー・・師父リュウケンを殺した罪、地獄の底で悔いるがいい。」
ザリガー「ま、待てケンシロウ、お前もこのままでは魔皇帝によって殺される運命だぞ!考えなおせ!」
ケンシロウ「言い残すことはそれだけか?ぬああああああ!!!!」
ザリガー「ヒッ」
ケンシロウ「あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!おーわったあ!!!」
ザリガー「っぐふぐじゃうがいいうあじゃあうやあ!!」吹っ飛ばされるザリガー。
ジュガイ「・・強すぎる・・もう俺立場ないな」
そのとき、マビィが背後から突入してきた!
マビィ「ケンシロウ様!その男ザリガーのとどめは私に!!はあー!!」気絶しているザリガーに突っ込むマビィ。
ザリガー「・・・・バカめ死ねえ!!」ザリガーは気絶していなかった。壁にある槍をマビィへ投げつけた。
水丸「マビィ!ぐは!!」マビィをかばったのは水丸であった。その体は槍に貫かれていた。
マビィ「み、水丸さん!」
ジュガイ「み、水丸!ザリガーきさま・・許さん!とどめをさしてやる!!天翔光・・」
水丸「ジュガイ様!ケンシロウ様!シュウ様!手出しは無用です、この命つきるともきさまだけは倒さねばならぬ!我が生命を かけた拳 うけてみよ!はいやー!!」
ザリガー「おべろは!!」

BGM DRY YOUR TEARS(BGM版)
マビィの膝下に横たわる水丸。
マビィ「水丸さん!なぜ、なぜ私をかばって!」
水丸「マビィ・・私は初めてみたときから・・あなたのことを・・あなたのために死ねれば本望・・ジュガイ様、従者でありながら最後までお仕えすることができないこの私を・・お許しください」
ジュガイ「水丸・・お前の体の無数の傷・・今まで俺やレイ、トキ、シュウ、そしてマビィを守るために受けてきた傷だ。お前の従者としての使命感の証だ!お前は・・素晴らしい男だった!!」
水丸「ジ、ジュガイ様・・勿体無いお言葉・・これで私も笑って天へ・・・・」一筋の涙を流し水丸は天に帰った。
マビィ「水丸様ー!!!」
ケンシロウ「・・・・」
シュウ「見事だ・・水丸」


その夜、リュウケンの洞窟内に水丸を葬るジュガイたちがいた。外の丘の上で座り込むマビィ。

ジュガイ「哀しみを怒りに変えて生きろとトキは言ったが・・難しいものだなマビィ」

マビィ「ジュガイさん・・私が、私が余計なことをしなかったら水丸様は・・」

ジュガイ「自分を責めるな、水丸は笑って死んでいった・・後悔はしてないさ」

マビィ「あの北斗七星から、きっと見守ってくれてますよね・・」

ジュガイ「ああ・・ん?マビィ・・あの北斗には星がいくつ輝いている?」

マビィ「え?もちろん7つですよ」

ジュガイ「そうか・・・俺には八番目の星が見える・・」

ジュガイに見える八番目の星、その名は死兆星!果たしてジュガイの運命は!?


ザリガー城の宝箱:ちりょうやく×6、たねもみ×2、42ジュドル、からっぽ、幻のナックル、クロロホルム、蘇生の実、オーラのみなもと×3、130ジュドル