キン肉マン29周年の年、キン肉マンベストバウトの募集があった。俺はほぼ間違いなく悪魔将軍戦が一位と思っていたが、将軍戦は二位だった。なんと一位は超人オリンピック・ザ・ビッグファイトのウォーズマン戦だったのだ。わかってる!ファンのみんなはわかってる!と感激したものである。
というわけで、原作を超えたアニメ名シーンをご紹介!
その時、キン肉マンに植物状態のはずのラーメンマンの声が届いた!
「火事場のクソ力~!!!」
キン肉マンの炎の魂が、ウォーズマンのコンピューターを上回った!!
そしてキン肉バスターと風林火山が決まり、キン肉マンが史上初V2チャンプとなった。ルール上やむを得ずマスクを外そうとするキン肉マンに、ウォーズマンは自らマスクを取り素顔を露にする。
ロボ超人が故の悲しき宿命であった。
しかし、そのあとのキン肉マンが素晴らしかった!
「人間も超人も顔なんかじゃない!中身だ!!」
「ウォーズマン、君のファイトは他のどんな超人にも負けない素晴らしいファイトだったぞ!!」とウォーズマンにマスクを戻す。
これが、これこそがキン肉マンである。ゆでたまご先生わかってますか?あの二世のマスカラコントラマスカラの件でどれだけ往年のファンを絶望させたか。
「私は君に負けたことを誇りに思う!」「ロビンマスク!」
ロビンマスクとも和解。ロビンはキン肉マンは自分に運で勝ったにすぎない、実力で負けたのではないと思い、ずっと悔いが残っていた。そこでウォーズマンをぶつけキン肉マンの実力を見極めたかった。もしキン肉マンが本当に強いのならウォーズマンを倒すだろうと。それなら自分が負けたことも納得できると思ったのだ。
「それからウォーズマンにも礼が言いたい。死んだ妻のアリサが言っていたように機械であることを拒否し、それを乗り越え見事なファイトを見せてくれた!その意味でも私は敗れたのだ」
戸谷アナ「感動です!超人オリンピックの最後をかざるにこれ以上のフィナーレがありますでしょうか~!!」
まさにそのとおりである。原作ではロビンが「チッあのウォーズマンのウスノロ野郎、これでヤツとの師弟関係はご破算、この次は俺がキン肉マンを倒してやる!」などという救いようのない発言があったのが嘘のようである。
そしてさらに感動は続く。
ウォーズ「キン肉マン、闘いの最中二人を相手にしているように感じたが、君の後ろにいた影は?」
「ラーメンマン!この勝利、君に捧げよう!」
その声は、ブロッケンjrとともに会場を去るラーメンマンに届いていた。
「おめでとうキン肉マン、しかしこれだけは覚えておくんだ・・チャンピオンにはベルトに腰のぬくもりを伝える暇もないことを・・・」
どうだろうか、この感動。ぜひともDVDを観て味わって欲しい。作品初期の中では抜群の演出だと思う。
ビビンバがいなかったり、アリサさん死んでたり、アリサの妹ローラが出てきたりと原作とは一味違う物語を楽しむことができる。しかもこのウォーズマン戦は悪魔将軍戦より話数が多かったりする。一位になるのも必然的であったのかもしれない。






