劇場版ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせ! | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

DRAGON BALL THE MOVIES #01 ドラゴンボールZ [DVD]/野沢雅子,田中真弓
本作は、劇場版ドラゴンボールZの第1弾。時期的にはラディッツ襲来より前の時期の話。ただし、本編ではラディッツ襲来時に悟飯の存在が明らかになるので、完全な番外編。ビデオ版では「オラの悟飯を返せ!」というサブタイトルもついていた。
本作の敵、ガーリックjrは神様と神の座を争ったガーリックの息子でありアニメ本編にも復活した珍しいキャラである。こういったアニメオリジナルキャラはマニアにはたまらない。神様が神になった背景などが描かれており,実に興味深いものだった。
冒頭いきなりピッコロさんが3人がかりの不意打ちで倒されるというのも衝撃的だが、そのあとのガーリックjrの声に度肝をぬかれた。

「ピッコロと神は一心同体・・・これで神も死んだ!」

そう、なんと今回の敵はあの神谷明御大が演じておられるのである。さすがにパンチするときに「あたあ!」といったりはしないが、悪のキン肉マンみたいな演技が実に面白い。そしてベジータやフリーザといったDBの悪役みんなが望んだ「永遠の命」という願いをかなえた唯一の悪役である。アニメ本編ではその永遠の命のせいで、何をやっても倒せないという状況に陥っていた。
また、ピッコロも実は生きており、「3人がかりの不意打ちでなければ俺を倒せんのか!」「ふはは!その程度の力しかないのか!」とサンショをボコボコにするシーンは実に爽快。そして、悟空とのツープラトン攻撃でガーリックjrを吹っ飛ばしたあと、実際に悟空と闘うのも良い。デットゾーンができてすぐに中断してしまうが。
個人的にこの映画の一番の名場面は、ガーリックjrが永遠の命の願いを叶えたあとドラゴンボールが飛び散り、悟空の顔面にじいちゃんの形見である四星球がかすめていくところ。何気ないところだが、こういうさりげなく熱い演出が好きだ。
あと、流してしまいがちであるがガーリックjrは冒頭からとんでもない凡ミスをおかしている。ドラゴンボールで永遠の命を狙っているはずなのにピッコロを襲い、神を殺そうとしているのだ。
消えるちゅうねんドラゴンボール。
無知とは恐ろしいものである。

余談だが、この映画の声優陣は凄まじいものがある。野沢雅子、古川登志夫、田中真弓、神谷明、千葉繁、戸谷公次、堀秀之、郷里大輔、内海賢二、青野武、八奈見乗児といった超大御所ばかりである。80年代アニメファンにはたまらないものがある。