しなくて良い親の介護

しなくて良い親の介護

ようやく子育てのゴールが見え始めたら、親の介護がスタート⁉
他にも兄弟がいるのに自分にだけ、頼ってくる両親。不公平じゃない?

今でも連絡を取り合っている
幼馴染がいて、仲良くしています。


彼女は、時々、私に連絡をくれて、
私が帰省するタイミングで
食事に誘ってくれていました。


ある時まで、私は彼女に対して
わだかまりを感じながら

付き合っていました。


小学生の頃、彼女に嫌な思いを 
させられたという気持ちが
残っていたのです。


仲良く遊んで楽しかった思い出と、
仲間外れにされた痛みを伴う思い出、
その二つの間で、
私の心は揺らいでいました。


仲間外れにされたのは、
私の性格が悪かったからだし、
もう大人なんだからと
気にしないようにしていました。


20年以上前の話ですが、
子供が幼稚園に通っていた時、


私は特定のママ友等から
仲間外れにされたことがありました。

仲良くしてくれるママ友も
何人かはいたので、
困る事はありませんでしたが、

 

いい大人になっても

仲間外れにされる自分のことを

本当に情けないと思いました。


特に、心無い仕打ちをされた時は
本当に苦しい思いをしました。


仲間外れにされないように、
自分の性格を改善しようと
思いつく限りのことを全部試しました。


それでも、状況は改善しませんでした。


私がどんな悪いことをしたの?
何がいけないの?


このままでは、
子供達の交友関係まで
悪くなるのではという心配も相まって、
思い悩む日々が続きました。


そんな時、鏡の法則という本の中に
書かれていた、
現実に起こっていることは
自分の写し鏡だということを
思い出しました。


私が気づかない間に誰かに
悪いことをしているのだろうか?


自分のことを思い返すも、
思い当たることはありませんでした。


私は誰のことも仲間外れにしていないし、
みんなにはできる限り、
親切にしているつもりでした。


なのに、この状態になっているのは
どうしてなの?


私は何に気づかないといけないの?


何度も何度も同じ言葉を繰り返して、
考えに、考えました。


あの人たちは私を虐めている。


私はあの人たちを虐めていない。


私は何も悪いことをしていないのに、
理不尽に私のことを悪く言って、
責めて立てている。


私を虐めているあの人たちが
私の写し鏡だとしたら、


そのとき、はっとしました。


私も彼女たちと同じだと、


私のことをいじめていたということに
気がついたのです。


そうだ、私は自分のことを


不当に低く評価して、


理不尽に悪く言って


私のことを責めて、


虐めている。


私を一番虐めていたのは、私だ。


そのことに気がついて、
少しの間、呆然としました。


私を虐めてはいけなかったんだ、


私を不当に扱ってはいけなかったんだ、


私に理不尽な仕打ちをしては
いけなかったんだ。


ずっと長い間、
酷いことをしてしまって、
本当にごめんなさい。


何度も自分に謝りました。


もう酷いことをしないからね。


そう自分に言うと、
次第に生きる希望が湧いてくるようでした。


その日を境に
周りの環境が変化していきました。


今まで付かず離れずしていた
たくさんのママ友から、


色々なお誘いを
受けるようになり、


仲間外れを扇動していた
ママ友すら私に声をかけて
くれるようになりました。


もう誰も私を仲間外れにしたり、
理不尽な悪口を言う人はいなくなりました。


夏休みになって、例の幼馴染と
ランチに行きました。


おしゃべりしていると、幼馴染が


「昨日、子供の時の写真を
久しぶりに見たのよ。


どの写真にもどこかに
あなたが写ってるのよね。


それを見ながら、娘に、


お母さんこの子と遊んでいる時に、
他の子を連れて走り出して、
この子のことを置いてけぼりにしたり、


仲間外れにしたりしてたのよねって
言ったのよ。


そしたら、娘に、
お母さん最低って言われたわ。」と、
笑って言いました。
 
「どうして、あんなこと、 
したのかなと思って。」と言って、
自嘲気味に微かに笑いました。


その時、私は自分を理不尽に

扱わないようになった私の行動が
現実を変えたのかもしれないと

感じました。

 

彼女は私が、自分をいじめることを

やめる決心をしたことなど

知る由もありません。

 

今まで一度も彼女から

子供時代の話が出たことは

ありませんでした。

 

昔のことなど全く覚えてない

という感じでした。

 

それが、このタイミングで

その言葉を聞くことになるとは、

何かに導かれているような

不思議な感じがしました。


過去のこじれた気持ちも、
消えて無くなりました。


それ以来、私は自分を理不尽に
扱わないように努めています。


時々、悪い癖が出ることもありますが、
気がついて、もとに戻ることができます。


もう、私は私を虐めない。


それだけは何があっても
守らなければいけないと
思っています。