03月27日
先週入庫したWR250R
メーターが誤作動するとのこと
電話で相談を受け、LINEで動画も拝見していたのですがニュートラルの状態でエンジンを始動するとスピードメーターが何故か作動
でたらめな速度を表示し続けるとゆー症状
何故か”暖まると治るときもある”そーで、お約束のよーに持ち込まれた時には症状は出ず
スピードセンサーかメーター本体じゃないか? と推論を説明、とりあえず症状が出ないことには確認のしようもないのでお預かり
ちなみに誤作動状態で走るとメーター表示の限界速度までいったそーです(それ以上上がらかなったらしい)
一発目の始動でなりやすいとゆーので、翌日早速朝一でチェック
ををう・・・エンジン始動しただけで32km・・・(汗)
ちなみにレーシングすると速度が上がっていきます
メインキーをオフにしもう一度始動を繰り返すとOkm表記に
うーん・・・センサーっぽいよなー・・・メーター意外と丈夫だしなー>注:比較対象元Iw号(笑)
2日ほど冷間時に始動しメーターが誤作動することを確認、まずはセンサーをチェックします
シートを外し左サイドカバー(ゼッケン?)を外す、3曲の防水カプラーを外して電圧のチェック
ココの2つの端子の電圧を測定します
メインキーをオンにしてリアホイールを回し、正常であれば0V-5Vと交互に表示されます
・・・ピクリともしない・・・(遠い目)
ダイヤル(数値)を変えてみても0のまま
DCだからここでいーんだよな? と思いつつ試しにテスターの接続を変えてみる
ま・・・動かんわな・・・
うん 十中八九 センサー不良だね
規定値を示さないからセンサーを交換して良いかオーナーに確認を取ってから部品を発注
で、本日入荷したので作業を開始
スピードセンサーさんはセルモーターの下にいるので、色々外していかなきゃならない
すでにシートと左サイドカバーは外してあったので、右サイドカバー・左右ラジエターシェラウドを取り外し
上から確認したいことがあったので燃料タンクも取り外します
上からアクセスできるとありがたかったんですが
インジェクターがいらしてミッチミチ(汗)
右側から行くしかないなー・・・って事でマフラーASSYを取り外します
セルモーターを止めている2本のボルトを緩めセルASSYを取り外し
当初は横着手順を省いて作業するつもりだったんだけど・・・邪魔なのでモーターへの配線も取り外しセルモーター撤去!(笑)
写真真ん中付近にいる黒くて3本配線が出ている物体がスピードセンサーです
固定してるボルトを外しセンサーを外す、あちこち止められているクランプを緩めハーネスを引っ張り出しセンサーASSY取り外し
新品のセンサーを組み付ける前に、スピードを拾っているモノを上から確認
まあ・・ギヤなんですけどね・・そのギヤ自体が変になっていたり、鉄片など噛んでないかをチェック
うん・・きれいなモノだね・・・って事はやっぱりセンサーの不具合か・・・
ハーネスの取り回しを考えつつ部品交換完了!
取り外したスピードセンサーのピックアップ部を確認してみたけど・・・見た感じでは問題なさそうなんだけどね・・・
外した部品をすべて元に戻しエンジン始動!
無事(?)OKMを表示、ただ少し暖かいっちゃ暖かいので明日の朝もう一度チェックしてから納車かな?