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12月の日曜日

銀座へ。

銀座には仕事でも遊びでも時々訪れますが、たいがいが平日だったりするので、
歩行者天国(土日祝日は全部?)の日に行ったのは、実は数えるほどしかありません。
師走の日曜で、慌ただしくもどこか賑やかな銀座の街は、人々の活気で溢れていました。

2010/12/12 13:52

FOR ALL ROUTINE WORKERS

銀座は街の区画の配置上、メインの中央通りに午後の光が真っ直ぐに射します。
普段は車に乗って通らない限り、こんなに正面だけにV字に広がる空も見られないわけで、
いつもは歩けない道の真ん中を歩いたら、突き抜けた視線の先は意外と爽快だったりします。

その後、ふらふらと裏通りを歩いていたら、アップルストアの裏の壁面に虹を発見。
車か何かのガラスに反射してできたのだと思いますが、なかなか鮮やかな色でした。

2010/12/12 14:19

FOR ALL ROUTINE WORKERS

* * *

今回銀座に訪れたのは、あるギャラリーで開催中のある作家さんの個展にお邪魔するため。

会場では作家さんと夏以来となる再会ができて、お話もできてよかったです。
はるばる銀座まで出て行っただけの価値はありました。今後の何かに繋がるといいなと思います。

(ちなみにこの作家さんは大学で先生もしている方なのですが、数ヶ月ぶりにお会いしたら、
 お腹が大きくなっていて、なんとご懐妊とのこと。時が経つのは早いなあと思いました。
 新しく宿った命の影響か、新作にも以前とはどこか違う感じがあって興味深かったです。)

* * *

今では嬉しいことに、関係各所、色んな所から様々な種類の案内DMが届きますが、
もちろん全てに足を運べるはずがないので、そこにはどうしても取捨選択が生じます。

僕個人宛のものでも、その多くは無機質なラベルが貼られただけの案内状が多い中で、
やはりひと言でもいいので、何か手書きのメッセージが入ったものがあると、
休日を使ってでも、時間があればなんとか会場まで足を運ぼうという気になります。

逆に言うと、自分の場合でも、どうしても何かお知らせやご案内をしたい人には、
他のものと区別をしてひと手間かけて、一筆添えてお手紙を出すということをします。
というか、するようになった。
でもこれは、実は結構大事なことなのだと思うのです。

案内でもお礼でも、楽だからといってメールで済まさないで、電話できちんと伝えるとか、
まあ本来はどんなことでも面と向かってのコミュニケーションが一番なんでしょうけれど、
悲しいかな現実では全てにそうできるわけでもないので、本当に大事な要件と思う時には、
最低でも電話で、自分の声を使って、気持ちや想いを他人に伝えるようにしています。

メールなどで文字だけを使って会話をすることが多い昨今ですが、人の感情が残るような、
手書きの文字や、声を使って人に何かを伝えていくことは、とても大切なことな気がします。

* * *

今回も確かに見たい作品ではあったけれど、正直休日に銀座まで出るのは少し億劫だったし、
本音を言うと、仕事中に打合せとか外出のついでなどで足を運ぶのが理想でした。
でも、やはり届いたDMに一筆書いてあったというのが、休日でも自分が足を運んだ理由で、
手書きの文字に残された作家さんの想いが、結果として僕を行動させたことになります。

そんなこんなで日曜は、半分仕事半分遊びで作品を見に行ったわけですが、
わざわざ休日に銀座に行ったおかげで、ぶらぶらとギャラリーやお店をのぞいたり、
その後久々の友人とも会えてお茶ができたり、小さいけれど虹まで見れて、
ゆったりとした休日の午後を過ごすことができたわけで、、、
つまり何が言いたいかというと、全ては僕に届いたDMからその一日が始まったわけです。

大人になると人との付き合いって結構億劫になったりもするし、
ごくごく身近な人だけに限定されていったりする傾向にあるものだと思います。
他の同年代の人がどうかはわからないけれど、少なくとも自分はそう。

だから、本当にface to faceって大事だなと思うし、手紙とか、会って話をしたりとか、
そんな風に人の感情や熱を感じられるようなコミュニケーションができると、
心の目盛りがちょっとアップするような気がします。

って、なんだか当たり前の結論に行き着いた気がするけど、
そういう当たり前のことを当たり前に実行するのが、なかなか難しい。

だから、毎日どこかしら肯定しよう。
そして前に進もう。

*It Doesn't Stop/Maia Hirasawa