FOR ALL ROUTINE WORKERS -313ページ目

Sayonara song


予報通りの灰色の雲に
僕は壊れた傘をひらき

頬を伝う雨に
過ぎた時間は溢れだす

蒼い服を着た少女は
悲しみの海を渡る

どこにも行けない僕らは ただ歩き続けるだけなのさ

夕暮れ誰かを呼ぶ声に
季節が香り夜を重ねて

流れる星が空に消え
暗い道に小さな窓の光

銀の鍵がついた扉は
宛てもない手紙

どこにも行けない僕らは ただ手を重ねるだけなのさ

どこにも行けない僕らは ただ離れてゆくだけなのさ

あの日晴れた風を見つけたら
緑舞う芝生の上で僕は歌おう

誰も名前を付けていない
新しい言葉で僕は歌うのさ

どこにも行けない僕は ただ歌い続けるだけなのさ

どこにも行かない僕は ただ歌い続けるだけなのさ



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