〇一周できるハイキング山城
花尾城は北九州市黒崎近郊にある山城で、山の中腹部分から遊歩道が整備されており、ハイキングとしても山城登りにおいても十分登りがいのある城でした。黒崎駅から西鉄バス「八幡」行バスに乗っていけば「花尾山」登山口まで行け、30分以内に登れる…
ですが、問題は黒崎駅構内がかなりバスターミナル広く、目標の路線がどれかが分かりにくい。最終的に実は「花尾駅前」という少し離れた位置(百貨店前)の部分であることを知り、ようやく気付く羽目となりました。
直方駅から筑豊電気鉄道直方駅に乗り換えして向かうのですが、これが同じ直方となっていても1キロ離れているのでちょっと時間がかかります。
それでも最新式の路面電車タイプの車両で黒崎駅まで到着。
ここからバスで20分ほど「花尾山西登山口」で下車。そこは山中にもかかわらず、家などが立ち並ぶ住宅街。目の前の山の上へと上がっていく坂道を上がっていけば、登山道に行き着きます。
15分ほど歩くと行き着いたのは「花尾の泉」その名称からすると城の水源地でしょうか?
 
 
花尾城跡の石碑、
ただし本丸跡はここからさらに上へと行ったところにあります。
中腹部にある石垣
 
 
三の丸跡
四の丸跡
二の丸跡
 
このように花尾城の曲輪は段々状となっており、それぞれが開けた部分の整備がなされておりました。ただし、それぞれの曲輪への行き道はかなり急傾斜となっています。
本丸跡
ここは山頂部でひときわ開けた部分、登ってから40分ほどで到着です。
 
ここから見た黒崎の街並みが非常によく見え、展望台としての眺望も十分
本丸裏手の石垣
この城、随所随所に石垣が残されており、それらは
 
途中にある高さ15メートル、幅20メートルに及ぶ大堀切跡
櫓台跡
最後に花尾山全景を写真に収めて終了、次がこの旅最後の城巡りとなります。
 
花尾城の歴史は中世麻生氏の居城として小倉の大三岳城跡や門司城跡と共に中世北九の代表的山城の一つとなっています。平家滅亡後に、宇都宮一族の麻生庄に本拠をおいたことから麻生氏と名乗り、南北朝時代に築かれたと推定されています。城は度々北九州の動乱で合戦となり、特に文明10年(1478)麻生氏の家督をめぐって、惣領家である広家と反惣領家派の家延の間で内紛を起こし、周防の守護大名大内政広が弘家を援助して、この城に籠る家延を攻めたために、家延は和議でこの城を開城。麻生氏は家氏の時に、豊臣秀吉の九州征伐を受け、黒田官兵衛に従い開城。天正15年(1587)に筑後に転封となり、この地での歴史を終えました
 
〇アクセス
JR鹿児島本線黒崎駅から西鉄バス73「八幡駅」行き、約20分・330円で花尾西登山口そこから徒歩40分で本丸跡
 
「花尾城に狼煙が一本・・・」