カバンを開けて作業を開始しようとし、
USBメモリーを取り出そうとしたら、
「ない!」
そんなはずはない、もう一度探そう・・・。
「ない!」![]()
もう、カバンをひっくり返して全て中身を調べた。
「ない~!」

「なぜだ~!」
「あっ! もしかして?」
会社のPCに挿しっぱなしだったのだ。
自分の記憶では、確かに抜いたはずだった。
しかし、現実はきっと、
「抜こうと思っていた」 ことが
「抜いたつもり」
になっていたんだと思う。
ともかく、最新データはもう使えないorz
そこで、前日、データを司会のNに送っていたのを思い出し、
彼の所へ行ってデータが残っているか聞いてみた。
というのは、彼も海外在住の一人、
I君からのメッセージを自分でスライドショーにする、
といっていたので、自分のPC端末も持参してきていたからだ。
聞いてみると
「データはUSBメモリーに落としてある」
と言う。
そこで、自分がUSBファイルを会社に忘れてきたことを告げ、
「資料をホテルで印刷しなくてはならないから、少しの間貸してくれないか?」
「持っていっていいか?」
「ダメなら良いけど」
と頼んでみた。
すると簡単に
「良いよ」
と言いUSBメモリーを渡してくれた。
自分も
「サンキュー」
「終わったら持っていくよ」
と言って、直ぐにホテルのフロントに駆け込んだ。
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Nが持っていたデータは少し前に自分がNに送っていたファイルだ。
だから少々古いが、使えないわけではない。
確かに「改訂版」にはなっていないけど、何とか使えそうだ。
そして最低限、記憶を辿って
修正を入れて直ぐにプリントアウトをすることにした。
このホテルの担当者はASさんという人で、本当によくしてくれた。
この時も
「プリント代は無料でいいですから使ってください」
と、わざわざスタッフルームに自分を招き入れて作業まで自由にやらせてくれた。
こんなことなら、
「会社に寄らず最初からここで作業すれば良かった!」
と悔やんでもあとの祭り。
ともかく、時間の勝負なので、そそくさと作業を進めてプリントアウトを待っていた。
すると、幹事の一人が血相を変えてそのスタッフルームに飛び込んできた。
「☆×!★×!■○!●△!」
自分は訳かわからず、
「どうした?」
と聞くと、
「Nが怒りまくっているよ」

と言う。
「は???」
「なんで?」
「とにかくNのところに行って!」
と言うばかり。
仕方なく2階の宴会場に入っていった。
見ると、側にいるスライドショー担当の女性の同窓生が、あたふたしている。
すると、このN、
いきなりぶらりに向かって
「ふざけんじゃねえぞ! この野郎!」



と自分に息巻いている。
こっちもずーっと作業を続けていて疲れきっているところで、
突然怒鳴られ結構頭にきてきた
しかし、このNは畳み掛けるように
「お前、どこに行ってたんだよ!」
「USBが無くてこっち作業が全く進まねぇじゃねえか!」
怒りは一層激しくなっている。
しかし、自分はここで冷静に自分を落ち着かせ、
「ここで俺がキレたらこの同窓会は終わるな」
と思い、グッと我慢した。
なんて言ったって、自分が進行のキー出し係。
そのキーを受けて司会のNが進める段取りだからだ。
そもそも、USBを借りる時に
「持っていっていいか?」
「ダメなら良いけど」
と聞いて、その時は快く貸してくれたのは、
そのN自身だった。
こちらからすると、そんな重要な作業が残っているなら、
PCのデスクトップにUSBからコピーしておけば良いだけの話。
後で書くけど、前日まで遊び呆けていたんだよね、コイツ。
しかも少し理屈っぽいけど、リクスマネージメントの観点から言えば、
USBファイルでスライドショーを動かすこと自体が危ない。
普通、USBファイルに残して置くんじゃなく、
直ぐにドラッグして落としておけば良かったんだと思う。
いきなりだけど、ここで話を昨年の5月頃に戻したいと思う。
この同窓会は前のブログにも書いたけど、もともとA君という実行委員長の一言から始まった。
そして、この同窓会の発端は3年前に10人くらいで集まった昔の悪軍団のプチ年末忘年会だ。
この会で自分も久し振りに会う友達もいたんだけど、
その一人なんか、
「ぶらり~、ぶらり~、久し振りだなぁ~、嬉しいよ~、楽しいよ~」
なんてこっちも木っ恥ずかしいやら、
もらい泣きしそうなことを言ってくれて、旧交を深めた。
その時、もちろんA君もいて、
「こんなに楽しい会なら来年は20人、再来年は40人にしたいね」
なんて話をして広がって、
昨年(今からだと一昨年の2008年)には70人集まった大規模なプチ同窓会を開催した。
その時も自分は幹事として参加。
しかし、この時集まった同窓生も「人づて」繋がりで集まった、
言わば「ラッキー」な70人だ。
だからその時、
「ここまできたら、先生も呼んで分からない生徒も徹底的に捜索して正式な同窓会を開こう!」と企画し実現したのが今回の同窓会なのだ。
この70人で開催したプチ同窓会での幹事を中心に、実行委員を組織したんだけど、
昨年の5月ころ、その実行委員の暑気払いを国分寺で行ったとき、
「飛び入り参加したい」と言ってきたのがNだった。
前回の70人の同窓会に参加して感動を味わった男で、
サラリーマンながら、ある特殊な仕事をしているため、
平日でも地元でプー太郎みたいに過ごすお気楽な奴だった。
自分は中学時代、コイツと話した記憶はなかったが、
こういう機会で酒を飲めば直ぐに打ち解ける。
そんなこんなで、某小学校担当として幹事に組み入れたのだ
(うちの中学校は4~5つの小学校出身者から成り立っていた)。
そして、幹事会が進むにつれて、
どうしても中心にいた4人が目立ってしまうので、
彼(N)にも登場の機会を与えようと「司会」を進めたのがぶらりなのだ。
ちょっと上から目線(苦笑)に見えるかもしれないけど、これが事実なのだ。
実はこのN、捜索期間中に色々とウソが発覚して、
自分(ぶらり)以外の実行委員からヒンシュクを買っていた。
それを
「あいつはバカなんだからカリカリしないで許してやれよ」
と宥(なだ)めていたのが、なんとわたくしだったのだ。
もう一つ言うと、同窓会は昨年の11月29日の日曜日に開催したが、
こんなに忙しい直前の金~土曜日(27~28日)にNに連絡を取っても繋がらなかった。
なんと、会社の連中と箱根に旅行に行っていたのだ。
プライベートなことだから責められないところも承知しているが、
この同窓会の成功に向けて半端じゃない努力をしてきたのに、
と思わず「おいおい、頼むぜ」と思ってしまった。
もう一つ話すと、こいつは幹事会に余り出てこなかった。
いや、出てきたんだけど「俺は酒は好きだから、2次会からでる。幹事会はみんなに任せた!」と酒の場中心に出てきていた。
こんな無責任な発言をしていたので、
「ダメだよ、ちゃんど出なくちゃ」
と嗜(たしな)めて、何度か1次会?から出席させた輩だったのだ。
そんな奴に、しかもそいつの許可をもらって借りた
USBを「返せ!」なんて怒鳴られ、ホントに心がかき乱された。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
同窓会は無事終わった。
この同窓会は、本当に素晴らしい時間だった。
色々な友達から「ぶらりのお陰だ」「ぶらり、本当に有難う!」
なんて言葉を貰い嬉しかったが、
ともかく、表面上は取り繕って対応した。
自分はこの同窓会を全然楽しめなかった。
それをぶちこわしたのがNだった。
3次会は幹事団だけでお疲れ様会を開催した。
もう、既にNとは半ば会話も交わさない状態になっていたが、それはそれ。
実行委員長のA君の掛け声で、
「お疲れ様~!」
「乾杯~!」
成功を祝す乾杯をした。
しかし、悲劇はこれで終わらなかった・・・。
(つづく)
」だ。



」
