スチールアンティークの妙
久々にギャラリールデコに寄ってみた
オーナーがタイミング良くいたので
少々おしゃべり
オシャレでチャーミングなオーナーの
S氏と、引寄せの法則と地球論について
熱く語り合い で、やっぱり昨今のアート事情に話は流れヒートアップ。
インダストリアルとアートの関係性から工業製品の哀愁と機能性とデザイン性の話へ
ここ、ルデコにはパリの郵便局で使っていた種わけ用のスチール棚や机など
何とも風合いのあるアンティークが実に機能的に使用されている。
中でも私が好きなのはカウンターチェア
背もたれや坐位部分の木材は、無く、その剥がれた部分以外は、雑然と緑色に塗られている。
何とも愛嬌と哀愁があり、か細い存在感をしっかりだしているのである。
しかも長時間座っていればお尻こそ痛くはなるが十分座れる。
そしてもう一つ
移動型の踏み台。これも横浜のアンティークショップでオーナーが一目惚れしたらしい逸品。
前足の先っちょには半円のカプセルの様にかぶせられ、その中には移動させる様の車輪が格納されていて、移動時には普通に稼動し、踏み台を利用する際に人の体重でカプセルが地面と接触しグリップとなりしっかりステイするのである。
その絶妙なきしみとこのフォルム
で塗装の剥がれた感じが何ともたまらない…のです。
ま、他にもたっぷり、新旧のコレクションを見せてもらい、腹一杯で銀座へ向かうのでした。