翌日、輪行で西に向かいます。途中ザッと雨が降って先行きが思いやられますが、雨は止んで和田山駅で乗り換えます。
ここから乗り換えて次の駅で降ります。
竹田驛です。竹田城最寄り駅ですね。そんなに走るわけではないですが、自転車を組み立てて城の方向へと向かいます。初代城主、最後の城主の供養塔があるお寺の前を颯爽と走り抜けて、城への登城口を探します。が、見当たらなかったので、近くにいらっしゃった地元の人に訊ねると、それで登るのか、と逆に訊ねられます。イヤ、無理です。とりあえず場所を教えてもらったので自転車を駐めて登り始めます。
山の上にすこし見える石垣のあの場所に行きます。
鹿が下の町に下りてこないよう柵で仕切られた場所を開けます。昨日雨の影響で時間があまりないのと、電車の本数が限られているので急ぎます。
入城料を支払って城域に入ります。
日本のマチュピチュこと竹田城です。
見晴らしよく、時間があったらゆっくりと眺めていたい感じですが、そこそこに移動していきます。
素晴らしい眺望と石垣です。
天守台には登るための階段らしいものはありませんでした。
竹田城を堪能した後は急いで和田山駅へと戻ります。
ここから福知山を経由して黒井駅で下車。
向かいの城山に登ります。
黒井は江戸幕府の三代将軍家光の乳母となった春日局、名を福の出身地だそうです。
駅前に小さな子供の頃の福の像があります、小さい。
黒井城の麓にある興禅寺には福の産湯になった井戸があるそうですが、入り口は工事中で中には入れませんでした。それよりも雲行きが怪しい。急ぎます。
黒井城登城口です。熊が出るのでそのあと対策をしてください、という看板にややビビりながら柵の扉を開けて登ります。
1日に山城二つ登るのは体力がないなあなど考えながら頂上へ。
ここもかなり見晴らしがいいです。デカいスズメバチが飛び回っていてまたもビビります。
城から見晴らせる方向に滝のように雨が降っている場所がありました。幸いこの雨雲はこちらには来ませんでしたが、気になるので下山するとちょうど福知山に戻る電車がくるタイミングでした。そのまま大阪に帰ることもできましたが、ゆっくり帰るようにしました。
これにて2024前半の旅は終わりです。また涼しくなったら出かけたいと思います。