弘前駅に到着して自転車を展開しようとするとなにかが引っかかる手応えがありました。すぐいやな記憶が蘇ります。雨の会津若松駅の駅前でミッシングリンクが弾けて通常の自転車に比べて三本分の長さのチェーンが脱落したことを、です。

 持ち上げていた自転車を一度おろしてドライブレインを確認するも異常が見つかりません。イヤな手応えはあるもののゆっくりと自転車を展開するとパキリ、とやってしまいました。

 おそらくは折りたたんでいる状態の時にチェーンもいびつに曲がっている状態から展開状態に戻すときにアイドラーからチェーンが脱落するのを防ぐ金具が変形していたため変な力が加わって破損したものだと思われます。折りたたみ自転車の宿命です。一応修復を試みる予定ですが新しいものを発注したところ送料が異常に高くなっていると言うことで、しばらくは届きそうにもないです。
 さらにヘッドレストを止めているチタンボルトをなめてしまいました。手持ちのボルトで対処しましたが、こちらは交換するものが自宅にあったはずです。東北、なかなか試練の場所です。