三日目です。宿バカ高な弘前を離れ、秋田へと移動します。早くても昼一くらいには移動しようかな、と考えていましたが、小雨が降っています。

 桜は満開ですが、さすがに花筏には早すぎました。

 弘前城の桜、三日目でも飽きることはありません。が、小雨が気に掛かります。

 駐輪場に戻ると1ひらの桜の花びらが顔の横を通って、シートに落ちました。移動します。

 昨日も来た長勝寺から岩木山を眺めましたが、やはり岩木山の雄大な姿は拝めませんでした。そうこうしている間に雨が強くなってきました。昼過ぎに特急スーパーつがるで秋田へ移動する予定でしたが気が萎えてしまったので早めに移動することにします。

 弘前駅で列車に乗り込む時、その前におそらくさくら祭りに行くであろう大量の人を吐き出してすっかり空いた列車で、秋田へ向かいます。

 埋め立て前は琵琶湖に次ぐ広さだった八郎潟の外縁部に興奮しながらしばらくすると無事秋田へ到着。ん、寒い。駅を出るとまたもや小雨。急いで宿へ向かいます。チェックインして秋田市内をウロウロしようかな。と少し走り出すと、小雨が強くなってきてイライラ感が抑えきれなくなったので、宿に帰ります。

 部屋に帰ってまとめてあった洗濯物を洗濯しにいきます。そのあいだに今夜の飯屋を検索して、宿の近場の店を予約。きりたんぽ鍋と秋田の地酒を堪能し、歯ごたえのいい比内地鶏の焼き鳥を口にしながら、そういえばこれを固いと言って非難された知事がいたな、と思いつつ三日目は終わりました。