形成外科から出て乳腺外来へ

形成外科の静けさとはうってかわっていつもの大混雑

外科がいっぱい集まっている外科ゾーン

たまに漏れ聞こえてくる「じゃあ〇〇さん次の予約は一年後の今日ね お大事に」という看護師さんの予約確認の声に「順調に経過観察だけでよくなったんだな」とうらやましく思う 私はいつ予約の日が遠い先になることができるのだろうか

 

120分待ちでようやく診察室へ

「検査の結果をお話しますね」と矢継ぎ早にスクリーンに映し出される検査結果

追えないほどのスピードでどんどん見ていくのだけどまあこういう感じだから見落とすのよ病気をと思う

どこかにポリープがあるの表示 どこやねん わからんかったわ

胆のうになにかあるけどたぶん脂肪の塊

肝臓になにかあるけど水が溜まってるところが小さいのがあるだけ

PET-CTの検査結果 骨にもどこにも転移はない リンパも大丈夫

肺もきれい 卵巣も 転移は見られません という結果

 

CTも特になにもない

リンパがちょっと腫れてるけど関係ない 腫れやすいだけでしょと言われた

 

「ということで転移は見られません。だからいきなり手術になります。術前治療は必要ありません」

 

はあ。となにがなんやらわからんままに検査結果を見ているドクターJを見ているだけの私

私の検査結果なのにまったくわからんかった

そんな私にドクターJが一言

 

「ということで私はここまで。次からは先生が変わります」

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

と思ったけど変わるのだそうだ。

いきなりだしなんだかよくわからない。

 

診察室から出て呆然としていたら病棟の看護師さんらしき方から名前を呼ばれた

アンケート用紙のようなものに記入をしてくださいとのこと

不安についての調査みたいなアンケートだった

・不安がある

・眠れない

・食欲がない

・ふさぎこむことがある

とかそういうやつ

「今の状態だったら全部にチェックつくかもしれないけど正直に書いてくれたらいいので」と言いながら、ゆっくりでいいので。と記入を促される

あと血圧を測るように言われた

そしてまた血圧計は家族に占拠されていた

今回は椅子がガラガラなのに血圧計を椅子代わりに使用されていたので声をかけて譲ってもらった

激しく恐縮されてしまい申し訳ない気持ちになる

 

なにが不安っていきなり次が最後の診察だの主治医だと思ってたら違いましただの

検査結果はよくわからんかっただの もう不安だらけ

不安指数8/10に印をつけて手渡したら、看護師さんに「がん相談センターに行ってみたら?」と言われた

「今 ちょうど相談員が確保できたら行ってみて」と背中を押される

 

興味はあった。でも、と思っていたところだったので素直に従っていくことにした