怒涛の検査もやっと終盤か

とはいえ 全体像がわからんので終盤なのかどうかわからない

 

本日のメニューはCT検査

 

ここで合ってますか?ときいてしまったほどにMRIとかエコーとかの検査とは違う雰囲気

でもめちゃくちゃ混雑している

回転ずしみたいに次から次へと患者が入っては出てが繰り返されている

 

待合で座って待つ

名前を呼ばれるまでの間 長椅子に座っているのだけど 人が呼ばれては吸い込まれる

中の声はすっかり外へ丸聞こえプライバシーとかまるでない

そして私も呼ばれた

 

中へ入ってぎょっとした

え ここで点滴するんですか?ぐらいに狭い場所で点滴している人がいる

野戦病院か と思っていたらパンツ一枚の上に検査着だけになるように着替えるように言われた

それもアコーディオンカーテンの果てしなく頼りないやつがあるだけの

なんならほぼ待合と公共性変わらないぐらいの感じの更衣室で。

膝から下が空いているので ズボンとか脱いだらすぐにわかるぐらいのところ

しかもアコーディオンカーテンの外1m以内には人が数名いる

靴下脱ぐときとかにふらついてアコーディオンカーテンのほうへ倒れたが最後

そのまま外へすっぽんぽんで転がり出るようなそんな場所

絶対にそんなことになるまいと慎重に着替える が しかし そのとき気が付いた

上半身だけだと思ったからパンツがでかい もうでかい でかいだけじゃなくてちょっと年季が入っている

あー・・・と思ったものの パンツまで脱ぐのも違う たぶんパンツは見られない

 

なんとか無事に着替えて外へ出て やっぱり私も こんなところで点滴するんですか?の人の仲間入り

なぜか着替えているのは私だけで上着だけ脱いでもらえたらいいです という人ばかりだ

そして私の番が来て中に入ると男性技師はそこまでで すぐに女性の技師に交代する

こういうところめちゃくちゃ配慮されていると感じる

いつものようにうつ伏せになり姿勢を取るように言われるのだけど

胸が一番下がるようにセットされるのでほぼ海老反り

苦しいし姿勢が保てそうにないのでごそごそしていると胸が見えない時点で入ってきた男性技師が

「よかったら枕外しましょうか そのほうがまだ楽かもしれない」と枕を外してくれた

海老度が下がったのでなんとかなりそうだとスタートしてもらった

 

何度か私の周りのドーナツみたいな機械の中を通り抜け

「造影剤入ります」と声をかけられた

いや まだ入ってなかったんかい

「一気に入るので痛かったら教えてください あとこの薬は皆さん血管がアツくなりますので大丈夫です。そういう薬なので」と言われた

血管がアツくなる薬って と思ったものの造影剤なのでそういうこともあるだろうと思ってしばらくしていると

身体のあちこちがアツくなってきた

足の裏

指先

陰部

え 大丈夫 これアツくない?あ アツいんだっけ アツいね アツい

たぶんこれ冷えてるところがアツく感じるんだよね 足先とかさ指先とか いや陰部って。

 

余計なことを考えている間にドーナツが行ったり来たりして無事終了

また女性技師が登場して機械から慎重に下りる

なんだか疲れてしまってパンツのことを忘れていた

検査着の前がはだけ パンツが丸見えになった

そのときの女性技師の目線がパンツへと降り注ぎ その色を失っていったのを見逃さなかった

 

そしてまた半分外の更衣室で着替え検査室を出てさっさと帰ろうとしたら

造影剤の副作用がないとわかるまで外で待つように言われた

アレルギー体質でなかったらさっさと帰りたいが 味覚を失っている副作用がある私はこんなに短期間に造影剤を立て続けに入れられたことがないので大人しく待機してから帰った

 

帰り道にいつもの眼科に行ったらわけのわからん検査をさせられてお金も時間も体力もさらに奪われた

緑内障ではないそうだ 良かった